物理学

『日経サイエンス2012年9月号』

特集「ヒッグス粒子」 セディバ猿人の衝撃 自然史標本を救え 特集「ヒッグス粒子」 最近本読むと眠くなるようになってさー、これとか読むの大変だったw ヒッグス粒子の発見の発表についてとLHCについて触れられたあと、ヒッグス粒子の説明が 素粒子には…

『Newton2012年4月号』

書き換えられる「不確定性原理」 アレクサンドロス大王の東方遠征ルートについて 進化を続ける人工知能 電池についての記事 書き換えられる「不確定性原理」 久しぶりにNewton読んだ。目当ての記事は「書き換えられる「不確定性原理」」。小澤の不等式の解説…

SFマガジンと日経サイエンス

追悼伊藤計劃(『屍者の帝国 』冒頭掲載) 暗黒エネルギーは存在しない 南半球の恐竜 今日の立ち読み。 追悼伊藤計劃(『屍者の帝国 』冒頭掲載) SFマガジンは、追悼伊藤計劃。色んな人の追悼文と、さらに『屍者の帝国 』の冒頭が掲載されてる! 伊藤が死ぬ…

今日立ち読みした雑誌(『日経サイエンス(三中インタビュー)』『Newton(マルチバース)』『ユリイカ(諸星大二郎特集)』『RATIO05(戸田山・伊勢田往復書簡)』)

立ち読みしつつtwitterしてたのを抜粋。 今月の日経サイエンス。茂木インタビューの相手は、三中信宏。新書に載ってた顔写真と顔が違うw(多分髭) 系統樹コレクションの話、「種」概念の話、ダーウィンの話をしてる 種の話は、分類学はもっと認知心理学とか…

橋元淳一郎『時間はどこで生まれるのか』

この本は熱い! 200ぺージもない、薄い本だが、哲学的熱意(?)がこもっている。 何が熱いかというと、物理学について語りながらも、自らの哲学的立場をかなり強調していること*1。 性質が実在するか、ということは、長らく哲学的議論の的となっていたわ…

『現代思想07年12月号』「特集量子力学の最前線」

まあ、ぶっちゃけた話、分からない部分の方が遙かに多い。 読みながら、分かんねえなあと思いながら読んだわけだけど、そのわからなさ具合がまた何となく面白い。 宇宙論 宇宙ヤバイw 宇宙論はやっぱり面白いなあと思う。 五次元宇宙の話とか。量子スケール…

『別冊日経サイエンス 脳から見た心の世界』『現代思想』「特集量子力学」

まだどちらもちゃんと読んでいないので、予告編。 日経サイエンスの方は、自閉症とか読字障碍とかから考える、というもので興味深いが、文芸誌3誌を読んだので体力が尽きて読めていない。 ラマチャンドランやクリック*1の記事もある。 ダマシオの記事だけざ…

内井惣七『空間の謎・時間の謎』

オルタナティブな物理学史を描き出した一冊。 科学哲学と隣接する学問に科学史というものがあって、その科学史の研究成果の一つだと思う。 普通考えられている歴史観とはちょっと異なる歴史観を提示するという仕事。 歴史「観」を強く打ち出すので、歴史家で…

『物理学はいかに創られたか』

アインシュタインとインフェルトの共著による、物理学についての入門書 ニュートンの古典力学から始まり、量子力学の入り口まで解説してくれる。 読んでいるうちに、何か静かな興奮を感じる。 著者は、物理学者のことを推理小説の探偵に喩えているが、おそら…

『はじめての超ひも理論』川合光

まあ、物理は門外漢なので、内容に関してどうこういえる立場ではないが(^^; 数式を極力減らし(しかし数式の必要なところで数式を出すことには躊躇わず)、平易な文章で書いていることを考えれば、非理系向けの啓蒙書ではあるけれど、本当に全く何も知ら…