2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

門脇俊介『フッサール』

フッサールについては、元々あまりしっているわけではないが、これを読んでフッサールのイメージが変わったかもしれない*1。 というか、おそらく著者自身が、今まであまり言われてなかったフッサール像を出そうとしたのかな、と思う。 筆者は、フッサールに…

藤真千歳『スワロウテイル人工少女販売処』

以前から気になっていたタイトルではあったのだが、あんまり優先度が高くなくて読んでいなかったのだが、『SFマガジン11月号』の前島賢による書評を見て、急遽読むのを決めた。 そしてそれは大当たりであった。 なんというのか、俺、こういうラノベが読みた…

青山拓央『タイムトラベルの哲学』

最近哲学読んでなかったので タイムトラベルとは一体何なのか、ということを起点にした時間論。 内容まとめではなく、テキトーに気になったとこだけ拾いメモ 序章にあるレコード盤の喩えは、『順列都市』っぽい。 「私の時間」と「前後の時間」の区別は、A系…

SFマガジン

2012年7月号「特集:スチームパンク・レボリューション」 添野知生「ぜんまい仕掛けの夢、蒸気機関の映画」 ネオ・スチームパンクではないか、という映画をあげているコラム。 『三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』や『エンジェル・ウォーズ』なん…

『日経サイエンス』2012年5月号

宮尾祐介 文意が同じかどうかわかるコンピュータを作る 表現の異なる2つの文が同じ意味かどうか、人間であれば簡単に分かるが、コンピュータには難問になる。 それに今挑んでいる宮尾へのインタビュー記事。 現在は、ロボットは東大に入れるかプロジェクトの…

月村了衛『機龍警察 暗黒市場』

何故か感想書き忘れてた ユーリ総受け本 「DRAG-ON」ってセリフ読んだ時変な声出た 宮城県警がよかったっていうか、あの場所をそういうふうに使うとは、やばいみたいな小並感 あとで追加する 機龍警察 暗黒市場 (ミステリ・ワールド)作者: 月村了衛出版社/メ…