工学

『科学』2024年6月号・10月号

『科学』2024年10月号 「光合成進化の謎に迫る驚異の細菌の培養――革新的な共同研究を通じた予期せぬ発見」ジャックソン マコト ツジ・福井学 「言語研究者,ユーラシアを彷徨う3 ライバルは幕府隠密――ウルチャ語の調査」風間伸次郎 「ゲームAI研究の歴史と展…

向井千秋監修・東京理科大学スペース・コロニー研究センター編著『スペース・コロニー 宇宙で暮らす方法』

スペース・コロニーを実現するために、現在、研究開発中の技術について紹介している本。 編著者にもあがっているが、東京理科大にスペース・コロニー研究センターなる組織があるようで、そのセンターでの研究成果についての本でもある。 元宇宙飛行士の向井…

『Newton2024年1月号』

「共感覚」の不思議 世界の都市図鑑 数式いらずの数学入門 暗号 ドローンが見た 野生動物 Newton 2024年1月号作者:科学雑誌Newton株式会社ニュートンプレスAmazon 「共感覚」の不思議 まず、共感覚には色々な種類がある、と。 有名なのは、色字共感覚だが、…

『日経サイエンス2023年11月号』『Newton2023年11月号』

日経サイエンス “食べられる”ドローンで救命 「セントラルドグマ」を体感 地球の水の起源 見えない形を触って把握 絵画を体感する 大アンダマン語族 消えゆく言語が秘める世界観 A. アッビ Newton NASAと東北大,「火星ヘリ」の翼を共同開発 航空機の未来 激…

『Newton2023年8月号』『日経サイエンス2023年8月号』

Newton2023年8月号 建築の未来 進化するリニア 意識の謎はどこまで解けたか 日経サイエンス2023年8月号 フロントランナー挑む:AIが仮説,ロボが実験 サイエンスの営み変える:高橋恒一 ChatGPTが映し出すヒトの知性 数の感覚 生まれつきか学習か J. ベック…

『日経サイエンス2023年2月号』『Newton2023年2月号』

日経サイエンス2023年2月号 SCOPE 不要なシナプスを”食べて”整理 ADVANCES 軟組織が化石になるには 撮像の舞台裏 C. モスコウィッツ 小惑星リュウグウから火星のフォボスへ にくづきにくら 柞刈湯葉 データを駆使したクリミアの天使 ナイチンゲール RJ アン…

『Newton2023年1月号』

史上初の「惑星防衛」実験に成功(協力 吉川真 執筆 小熊みどり) スマホと脳の最新科学(監修 髙橋英彦 執筆 西村尚子・尾崎太一) 空から見る 世界の都市(監修 中島直人 執筆 加藤まどみ) 未来の宇宙ステーション(監修 柳川孝二 執筆 荒舩良孝) Newton…

『Newton2022年12月号』

マイクロバイオーム─人体に住む微生物 あっと驚く 世界の最新建築 Newton 2022年12月号作者:科学雑誌Newton株式会社ニュートンプレスAmazon マイクロバイオーム─人体に住む微生物 腸内細菌の話 特定の菌より多様性が大事 肥満とF/B比 なんちゃら科という細菌…

Newton2022年2月号

ハプティクス─触覚をあやつる新技術 スペースXの最新ロケット 凶悪犯罪はなくせるか? 知能をもつ都市─スマートシティ Newton 2022年2月号作者:科学雑誌NewtonニュートンプレスAmazon ハプティクス─触覚をあやつる新技術 触覚VRについて 感覚については特殊…

『日経サイエンス2021年10月号』

SCOPE ヒト受精卵ゲノム編集の行方 ADVANCES 思考による文字タイピング 除虫菊の秘密 新たな「月の石」 異星の地下生命 特集:新しい恐竜像 ジュラシック・パークの“毒吐き恐竜” ディロフォサウルスの本当の姿 M. A. ブラウン/ A. D. マーシュ 卵の化石から…

『Newton』2021年8月号・9月号・10月号

『Newton2021年8月号』 Super Vision ダンスする光と影 足し算とかけ算の未知なる関係の謎にせまる ABC予想とIUT理論 ティラノサウルス研究の最前線 「中年危機」の心理学 地球が生んだ脅威の洞窟 タイムトラベル映画を科学する アルゴリズムな世界第3回 情…

冨田信之『ロシア宇宙開発史』(一部)

サブタイトルに「気球からヴォストークへ」とある通り、宇宙開発前史ともいえる気球の発明から始まって、人類初の有人宇宙飛行を達成する「ヴォストーク」(さらにヴォスホート)までの、ロシア・ソ連の宇宙開発の歴史をまとめた本。 特に、ヴォストーク・ヴ…

稲見昌彦『スーパーヒューマン誕生! 人間はSFを超える』

人間拡張工学・エンターテイメント工学を標榜する筆者が、エンハンスメントやVR、テレイグジスタンス、ロボットなどの技術を紹介しながら、人間の拡張という「スーパーヒューマン」の概略を描きだす本。 筆者は、2003年頃に「光学迷彩」を発明したことで一躍…

日経サイエンス2019年3月号

ハイパーループに熱い視線 特集:太陽 出生と一族の秘密 R. ボイル 日経サイエンス2019年3月号(太陽)日本経済新聞出版Amazon ハイパーループに熱い視線 www.nikkei-science.comこの号を読む予定あまりなかったのだが、ふと表紙見たときに、これが目に入っ…

小泉宏之『宇宙はどこまで行けるか』

サブタイトルは「ロケットエンジンの実力と未来」で、ロケット推進の専門家である筆者による、ロケット工学入門 ロケット工学については全然何も知らない状態であったが、分かりやすく、活躍については知っている探査機などのことについてよく知ることができ…

『日経サイエンス2017年11月号』『Newton2017年11月号』『ナショナルジオグラフィック2017年10月号』

日経サイエンス2017年11月号 記憶をつくり変える 井ノ口 馨 カッシーニの土星探査13年 C. ポルコ 誰が作ったのか? 最古の石器発見で揺らぐ定説 K. ウォン ダンスの進化 人はなぜ踊るようになったのか T. シンガー クルマ社会から駐車場をなくす C. ラッティ…

的川泰宣『月をめざした二人の科学者』

フォン・ブラウンとコロリョフの伝記 稲葉振一郎『宇宙倫理学入門』 - logical cypher scape2を読んだ勢いついでに、宇宙開発史についての本もちょっと読んでおこうかと。 フォン・ブラウンはまあ知ってるとして、コロリョフの方は最近になって初めて名前を…

下村政嗣・高分子学会バイオミメティクス研究会編著『トコトンやさしいバイオミメティクスの本』

生物の仕組みを分析し、それをもとに工学へと応用する研究分野「バイオミメティクス」について、そのもとに行われている様々な研究トピックをカタログ的に紹介している本。 バイオミメティクスという言葉自体は前から知っていたが、今年の頭あたりに国際標準…

「恐竜博2016」&「生き物に学びくらしに活かす」

どちらも上野の科学博物館でやっている企画展 生き物に学びくらしに活かす バイオミメティクスについての企画展 日本館でやっていて30分くらいで回れる程のサイズ チョウやタマムシの構造色とか トンボとかの翅と同じ構造を使った透明フィルムとかは、反射が…

『別冊日経サイエンス アートする科学』

過去、日経サイエンスに掲載された記事の中で、「アート」に関わる記事を再録した別冊 別冊が、過去の日経サイエンス掲載記事の再録で構成されているのは知ってたけど、初出が70年代80年代の記事も入ってて、そんなところからも引っ張ってくるのかとちょっと…

瀬名秀明編著『サイエンス・イマジネーション』

ワールドコンで開かれたシンポジウムを収録した本であるが、この企画そのものがなかなか独特なものとなっている。 この本がどういう本であるかは、あとがきからそのまま引用しよう。 本書は2007年9月1日にパシフィコ横浜で開催したシンポジウム企画「…