2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『インターステラ−』

クリストファー・ノーランの宇宙SF映画 今、自分のブログ見返してみて気付いたけど、なんだかんだいって、ノーランそこそこ見ている 『メメント』、『プレステージ』、『ダークナイト』、『インセプション』 これらの感想を見てると、見終わった後に結構興…

ジョン・カルヴィッキ『イメージ』(John V. KULVICKI "Images")後半(6〜9章)

イメージの哲学の教科書 ROUTLEDGEのNew Problems of Philosophyというシリーズの一冊 全部で9章構成で、大きく前半と後半に分けられる。 前半については、ジョン・カルヴィッキ『イメージ』(John V. KULVICKI "Images")前半(1〜5章) - logical cyphe…

『寄生獣』

試写会で見た。 まだ公開前なのであまり多くは書かない。 見る前からそれほど期待はしていなかったのだけど、実際見てみると、原作から変わりすぎていていただけなかった。 上映時間が100分、二部作になっているので、後編も100分だとして、あわせて200分。…

ジョン・カルヴィッキ『イメージ』(John V. KULVICKI "Images")前半(1〜5章)

イメージの哲学の教科書 ROUTLEDGEのNew Problems of Philosophyというシリーズの一冊 全部で9章構成で、大きく前半と後半に分けられる。 前半は、描写についての説を5つ紹介している。これらは20世紀半ば以降のもので、ゴンブリッチからの影響を受けてい…

『日経サイエンス 2014年12月号 大特集:人類進化今も続くドラマ』

K.ウォン「書き換えられた進化史」 第1部 我々はどこから来たのか B.ウッド「直系祖先は誰だ? 枝の多い系統樹」 P.B.デメノカル 「気候変動のインパクト」 I.タッターソル「進化を加速したハンマー」 第2部 我々はどこが違うか B.エドガー「一夫一妻になっ…

ノエル・キャロル「映画(movies)の力」(『分析美学論文アンソロジー』より)

映画が、他の芸術様式と比べて、より広くより強く人々を捉えるのはどのようにしてなのか、という論文 ラマルク+オルセン編『美学と芸術の哲学:分析的伝統:アンソロジー』 - logical cypher scape2に収録されている。初出は1985年。 映画についての、リア…