2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧
やっぱり、黒田硫黄は何か凄いなあ。 今、アフタヌーンで「あたらしい朝」というのを連載している。 始まった当初から「みし」よりは断然面白かったのだけどw 先月から今月にかけて、急展開してきた。 先月号の最後のページがよかった。 久しぶりに再開した…
再読した。 前回これを読んだときは、「自分のやりたいことは全部やられた」的なインパクトを喰らった。 今は、自分が小説で書きたいことは変わってきた*1ので、そういうショックはなかったけど、しかしやはりすごいなあと思う。 類似のテーマではしばらくは…
渋響アーティスト: 渋さ知らズ,ういのぶ,渡部真一,スガダイロー,齋藤良一,辰巳光英出版社/メーカー: avex io発売日: 2007/01/10メディア: CD クリック: 7回この商品を含むブログ (38件) を見る1曲目、2曲目が、エレキギターが入っていて結構ロック こんな…
サールの心身問題の解決方法にはすごく納得する。 一方で、志向性という概念の有効性はどれくらいあるのか。 なんだかあまりにも万能に見えて、逆に不思議だった。 前半と最終章は、志向性の説明に当てられていて、それなりに読みやすい。 後半からは、言語…
特集タイトルが「WebX」という、なんか結構恥ずかしいものなんだけども。 情報化によって、世界はどう変わるか というと、あんまり変わらないんじゃないかという感じが最近していた。 勿論色々なインパクトはあるのだけど、それらはみな、先進国の近代社会を…
作者のバシュラールへの思い入れの深さが伝わってくる一冊。 バシュラール入門解説書なんだけど、時々作者が出てきて自分の思い入れを語ったりする。 バシュラールは、フランスの哲学者(1884〜1962)。 20代から30代は、郵便局員だったり兵役にとられた…
ICCに行ってきた。 OpenSky2.0が目当てだったけど、初ICCなので常設展示の方も。 それほど広くないミュージアムだけど、かなり楽しめた*1。 OpenSky2.0 ネット上で公開されていた動画は見ていたけど、ムービーを見て「へぇこういうことやってるんだー」と改…
1月10日、スキークロスW杯フライネ大会 クロスは日本人以外の選手をよく知らないので、まずは日本人のリザルトを。 日本のエース、タッキーが2位! スキークロスはまだマイナーな競技だけれど、この前のトリノ五輪から正式種目となスノーボードクロスの…
言語は現実の世界と直接結びついてはいないのだ。むしろ仮想の世界を作り上げると言ったほうがいい。 ■言語について素朴に考える(1) −東京猫の散歩と昼寝 という部分を読んで、西垣通の『こころの情報学』を思い出した*1。 上述の記事では、人の使う言語と…
帰宅 月曜日。 新千歳空港で10時間待ち。 学生なのでスカイメイトを使っています。学割料金の代わりに、事前予約することができないという制度。 基本、空席待ちで、その時も優先順位が一番低いのです。 21:30の便に乗って、家にたどり着いたのは1:…
男性性からの逃避願望――女装少年ブームについて(arctan 1=π/4) 永山薫は、網状言論F改しか読んでいないけれど、非常に気になっている論者の1人。 「女の子になる」という「快楽」あるいは「なりたい」という「欲望」っていうのは、結構気になっている。 …
待望の新短編集。 今回収録されてる作品は、どれも結構難しい。 「行動原理」「真心」は、イーガン作品ではよく出てくる、アイデンティティもの。というか、自分の趣味嗜好をコントロールできてしまう話。なんだけど、この手のイーガンの話は希望を感じさせ…
3日と5日に、高校の時の先輩や友達と飲みました。 どっちもバカなことばかり言い続けていて、とても楽しかった。 うちの高校のとある界隈に集まっていた連中というのは、とにかくバカばっかりですげぇな、と思うわけです。 あの場所以外に、生きていく場所…
個人的な話だが、今のところ、見た韓国映画*1に外れがない。 笑って泣けるエンターテイメント作。 あらすじ 1950年、朝鮮戦争中の朝鮮半島にある、トンマッコルという架空の村が舞台。 山奥にひっそりとたたずむ桃源郷のような村。農業の自給自足によって生…
見てないとわからない感想を書いています。内容にも触れています。ご注意ください。 最も愚かなる者は、最も聖なる者である って言葉があるかどうかわからないが、見ていてそんな言葉がよぎった。 龍が松子を神と呼ぶシーンが一番ぐっときた。 ささやかなデ…
何とも形容しがたい映画。 『2001年宇宙の旅』が何言ってんだかよく分からないように、これもまた何言ってんだかよく分からない。 しかし、2001年はそれなりにSFをちゃんとやってるけど、こっちはSF的な部分はそんなにちゃんとやってない。一応、主な舞…
今受けている授業で、「批評文を書く」という課題が出ている。 それで、『グランド・フィナーレ』を使って書くことにした。 この作品が芥川賞をとったときに、選評読んだりmixiのレビュー読んだりして、この作品について何か書こうと思っていたのだけど結局…
昨年は、当ブログをご愛読いただきありがとうございます。 もしよろしければ、今年もよろしくお願いいたします。 こんな辺境で偏狭なブログですが、読んでいただけて感謝しております。 今年は、年賀状も作っていないし、年賀メールも出していません。 とい…