2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『劇場版花咲くいろはHOME SWEET HOME』

TVアニメ「花咲くいろは」の劇場版で、TVアニメシリーズが好きだった自分としては、満足ゆくものだった。 監督がインタビューで、初めての人にも楽しんでもらいたいが、まずはTVアニメのファンに喜んでもらえる作品を、みたいなことを言っていたと思う…

『言語哲学重要論文集』

八木沢敬『意味・真理・存在 分析哲学入門中級編』 - logical cypher scapeを読んだ勢いで読んだ 八木沢本を先に読んでてよかった。 第一部 言語哲学の誕生 フレーゲ「意義と意味について」(野本和幸訳) 言わずとしれた超有名論文。1892年。 改めて、…

超文フリにて新刊『筑波批評2013春』!

ご無沙汰しておりました。1年半ぶりの新刊です。 4/28(日)開催の超文学フリマにて、『筑波批評2013春』刊行です! フミカ 筑波批評と合同スペースになってます。 今回、僕は書いてませんが。 詳しくは【フミカ宣伝】レヴュー・オブ・レヴュアーズ…

ネルソン・グッドマン『Languages of Art』

グッドマンの美学本。 内容については『筑波批評2013春』でたっぷりレジュメを書いたので、そちらを是非ご覧くださいw 詳しい告知は、今週末に出しますのでw グッドマンは、絵画や音楽もまた、言語と同じように、なにがしかを意味するという記号作用を担っ…

八木沢敬『意味・真理・存在 分析哲学入門中級編』

八木沢敬『分析哲学入門』 - logical cypher scapeの続編である(前作を読んでないと分からないという部分はなく、全く別の著作として読んでも問題ない)。 ぐっと内容の濃度が上がっていて、なるほど中級編だという感じ。 すごい色々と勉強になり、そういう…

ネルソン・グッドマン/C.Z.エルギン『記号主義』

サブタイトルは「哲学の新たな構想」で、原題のReconceptions in Philosohy and Other Arts and Sciencesの訳 序文で、科学と芸術あるいは認知と感情の二元論を脱却して、新しい哲学を打ち立てるというような宣言がなされる。 さて、実はこうしたグッドマン…