2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧
これまた、久しぶりにラノベ読んだという一作。 こちらは どう見てもポストモダン文学。こんな傑作がラノベ畑から出てくるとは思ってもみなかった。素晴らしい。 http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8918547 というLianさんの感想を見かけて手を出したので…
新刊のラノベ買うのとかすげー久しぶり! ラノベを読むこと自体久しぶり。 まあそんな人間が何故この本を手に取ることが出来たのかというと 『アイドライジング!』文章はテンポ良くてすっきりしてるし、マジかエンタメかというアイドル批評的な視点もある平…
ネタバレ含むあらすじ・感想 北野勇作「社員たち」 ある日、会社が沈んでしまってそれを掘り出している社員の話。 多分、一番短い作品だけれども、不気味なようなほんわかしたような(?)雰囲気を醸し出していて、冒頭にふさわしい気がした 小林泰三「忘却…
2/11、2/12のフィクションと評論に関わる部分(一部2/4のpost含む) - Togetter 岡和田さんのpostした「評論の文体」という言葉に反応したpostと hiroyuki_inさんのpostした「批評のアニメ」という言葉に反応したpostをまとめた*1 *2 特に後半は、言葉と映像…
北野勇作&鈴木志保『どろんころんど』: 21世紀、SF評論を読んで、気になっていた一冊。 まとまった内容紹介にもなっているので、詳しくはこちらの記事を読んでください、でもいいくらい この本の魅力はやはりなんと言っても、活字と絵の絡み合いであり…
先日、NASAが系外惑星候補を1200個以上も見つけたニュースがあった。 しかもその中には、ハビタブルゾーン(液体の水が存在する範囲)にあると見られる地球サイズの天体も5つ含まれているとか。 NASA Finds Earth-size Planet Candidates in the Habitable …
やっと読めたよ、ヒューム。 去年の7月に中公クラシックスから出ていた。冒頭に一ノ瀬正樹による解説がある(なお、抄訳であちこち略されている。あと、この翻訳の初出がわからない)。 冒頭の解説にもあるけれど、主要なテーマは因果関係 これが非常にきっ…