映画

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』

公開直後からSNSで絶賛の嵐となり、それを受けて見に行った人もまた絶賛する流れとなっており、そりゃ見に行くしかないなと思って見に行ったら、全く評判に違わずめちゃくちゃ面白かった 自分は『ゲゲゲの鬼太郎』についていうと、子どもの頃にTVアニメ見て…

『ゴジラ-1.0』

いや、悪くない映画だったと思いますよ。 とりあえず見終わった後にはそう思った。 ただ、ブログに感想書こうと思って、言語化しようとすると、短所がぽこぽこ浮かびあがってくるんだよなー とりま、よかった探しからしましょう。 ゴジラとか特撮とか 山崎貴…

『ザ・クリエイター/創造者』

ロボットと人類が共存する東南アジアを舞台とし、反ロボットを掲げるアメリカによる特殊部隊潜入作戦をベースに、戦争の行方と親子・夫婦の愛を巡る物語を描くSFスリラー映画。詳しくは後で書くが、どっちかというと巨大建造物フェチ映画ではある。 『ゴジラ…

『DUNE/デューン 砂の惑星』

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による同名SF小説の映画化作品。 ヴィルヌーヴ監督作品というと、『メッセージ』 - logical cypher scape2、[ 『ブレードランナー2049』 - logical cypher scape2]を見たことがあるが、映像化困難とされるSF作品請け負い監督のよう…

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』

『ジュラシック・ワールド』三部作の完結編という位置づけの本作 事前に評判は多少聞いていたので、まあ確かに物語としてはあまりよくなかったが、個別のシーンではよいシーンが結構あって、結構楽しめた。 やっぱり『ジュラシック・ワールド/炎の王国』 - …

『犬王』

室町時代の猿楽師である犬王と琵琶法師の友魚(ともな)がバディを組んでロックをやる映画。 某動画サービスで見た。 2021年8月3日に、以下のようなツイートをしていた。 これ(『犬王』のこと)全然知らんかった 原作古川日出男、監督湯浅政明、脚本野木亜…

Rafe McGregor "The Problem of Cinematic Imagination"

カリーとスクルートンの、映画鑑賞における想像の考え方を比較している ロペスとウォルトンも出てくるが 特別面白い話をしているわけではないのだが、まあ整理としては読みやすい というか、英語が読みやすい英語だった気がする https://contempaesthetics.o…

R.Hopkins ”Depiction"

映画の哲学の教科書の中にある、描写についての章(第6章) The Routledge Companion to Philosophy and Film (Routledge Philosophy Companions) Moving and still depictions What is depiction? Seeing film as pictures What do we see in film? The uni…

エティエンヌ・スーリオ「映画的世界とその特徴」

美学者スーリオによる、映画が作り出す「映画的世界」について 『映画理論集成』に収録されているものを読んだ。スーリオの著作『映画的世界』(1953)の第一章にあたるもの、ということらしい。 エクリヲvol.11 - logical cypher scape2を読んだ際に、「映画…

森山直人編『近現代の芸術史 文学上演編2 メディア社会における「芸術」の行方』

林洋子編『近現代の芸術史 造形編1 欧米のモダニズムとその後の運動』 - logical cypher scape2と同じシリーズの、京都造形芸術大学の教科書 上の本を手に取った際、同じシリーズの本が他に色々出てるのに気づいて、とりあえずこれも読んでみようかなと手に…

アポロ11

NASAの倉庫に眠っていたという未公開映像をもとに、アポロ11号の発射直前から帰還までの9日間をまとめたドキュメンタリー www.youtube.com 上のトレイラー映像でも一番最初に出てくるシーンが、本編でも一番最初で、つまり、サターン5を発射場に運搬するシー…

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』

公開されるや否や、「俺たちの見たかったゴジラが!」みたいな感想が次々と流れてきた本作品だが、自分も見終わったときにはオタクスマイル全開でしばらくの間ニヤニヤが止まらなかったw 正直、自分は子供の頃に平成ゴジラ(vsシリーズ)を見ていた程度で、…

『ぼくらの七日間戦争』

2017年11月頃に見た時の感想なのだけど、ブログには書かず、今は亡きGoogle+に書いていてそのままになっていたもの。 この度、アニメ映画版のトレイラーが公開され、話題になっていたので、過去ログからサルベージしてきた。 7dayswar.jp ぼくらの七日間戦争…

『この世界の片隅に』

遅ればせながら見た 雑な感想です 冒頭のクリスマス時期の広島の町並みから情報量に圧倒される画面 空襲シーンを描くのに絵の具になるのやばー 8月6日に向かって日が進んでいく時、見てる側の緊張感がやばい。広島に帰る話出てくるし。 原爆落ちるまで呉より…

人狼

韓国・実写版の『人狼』 Netflixで配信されいていたので見た。日本語字幕で見たが、吹き替え版も用意されているらしい。 プロテクトギアによるアクションシーンが見事に実写化されていて、見応えある 欲を言えば、日本でも劇場公開してほしい。映画館で観た…

『アナイアレイション−全滅領域−』『GODZILLA決戦機動増殖都市』

サブスクで見た映画の記録 ゴジラは1ヶ月くらい前に見たはずだけど、メモるの忘れてた というか、メモることがない いや、普通に家で見る分には面白かったような気がする 『アナイアレイション』は、SFホラーな作品だけど、映画『アナイアレイション』は、「…

『鋼鉄の雨』

北朝鮮でクーデター勃発、北の工作員オム・チョルウと南の官僚クァク・チョルウ、2人のチョウルは第2次朝鮮戦争を防ぐことができるのか、というポリティカル・アクションムービー 2017年の韓国映画で、Netflix独占配信作品。原作は同名のウェブコミックら…

オーシャンズ8

見たので、とりあえず記録 オーシャンズシリーズは全く一つも見ていなくて、今回も、妻についていって見に行ったので、事前にどんな映画なのか全然知らない状態だった。 まあ、オーシャンズ××の数字が、人数であってシリーズのナンバリングではないというこ…

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

「ジュラシック・パーク」シリーズの第5弾、直接的には2015年公開の『ジュラシック・ワールド』の続編(どうも三部作の二作目という位置づけらしい) スピルバーグがエクゼクティブ・プロデューサーで、前作の監督コリン・トレボロウは脚本及びエクゼクティ…

『ピーターラビット』

見ました めっちゃ笑った

『シェイプ・オブ・ウォーター』

デル・トロ監督最新作は、話すことのできない女性と半魚人の話である、という情報だけ知ったあとは、なるべく情報を入れずに(意図的に見ないようにしていた部分もあるが、あまりチェックしてる時間もなかったというのもある)行った。 なので実は、アカデミ…

『ブレードランナー2049』

『メッセージ』 - logical cypher scapeのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による、『ブレードランナー』続編 『メッセージ』の映像・音響に魅力を感じていたので、本作でも、引き続き同様の方向での映像・音響を鑑賞することができて満足。 ちなみに、自分は『アン…

『GODZILLA怪獣惑星』

面白いじゃん いや、ちょっと不安交じりで見に行ったのだけど、面白かった 自分の場合、怪獣映画の原点は、平成ゴジラのVSシリーズと平成ガメラで まあ子供の頃見たっきりで、大人になってから見返してないから、まあほとんどちゃんと覚えていないようなもの…

『アウトレイジ最終章』

ピエール瀧と大杉漣をいかに面白く殺すかという映画 いや、アウトレイジシリーズは、無印、ビヨンド、そしてこの最終章という三部作になっているのだが、自分は、無印は見ていたのだが、ビヨンドを実は未見で、それにもかかわらず、まあビヨンド見てなくも分…

『裏切りのサーカス』

TLで見てる人がいて、なんか見てみたくなったので、ネット配信されているものを見た 1970年代のイギリス諜報部=サーカスを舞台に、ソ連の二重スパイが誰かを探していく物語 ル・カレの小説が原作 ゲイリー・オールドマンやベネディクト・カンバーバッチが出…

『ロード・オブ・ウォー』

『ヨルムンガンド』のアニメを見ていた頃に、元ネタらしいと聞いて、見てみたいなあと思いつつ気づけば5年が過ぎ、なんとかプライムさんのおかげでようやっと見れたw ニコラス・ケイジ演じる武器商人の話 一発の銃弾が工場で造られ実際に銃から発射されるま…

『夜明け告げるルーのうた』

見事な音楽アニメ 最高に気持ちいい 人から勧められて突発的に見にいったので、ほとんどどんな作品が知らない状態でいったら、開始5分くらいでノックアウトされたw 実を言えば、湯浅作品を見るのも初めてだった…… 主人公のカイくんが、自作の曲を動画サイト…

『BLAME!』

まあ、原作とは別物よのう、という感想は持たざるをえないわけだけれども、しかし、それはおいても、BLAME!が一本の作品として映像化されたことをまずは喜びたい。 階層都市の世界に音があるということに気付けたのがよかった あ、こんな風に音が響くのか、…

『メッセージ』

テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」の映画化作品 何から書けばいいのかがなかなか難しい作品なので、とりあえず思いついたことから書いていく。なので、ネタバレ上等なので未見の方は注意を。 派手なドンパチやVFXなどがあるわけではなく、ある…

『セーラー服と機関銃−卒業−』

橋本環奈の眼力! っていう感じの映画だった インチキ建築とインチキ製薬とを抱えて、インチキ市長を当選させるようなデカい組がやってきて、それに抵抗する橋本環奈と長谷川博己 長谷川博己どうしてもシン・ゴジラのイメージ強いので、官僚だった人がもんも…