カオス理論を用いて、心の仕組みを解明しようという試みを紹介する本 脳とカオスの話も一応読んでおこうかなと思ってググったら、ちょうど2025年に新書が出ていたようなので、手に取った。 うーん、しかし、この本はちょっと厳しい……脳から心が生まれる秘密 …
SCOPE 小惑星「リュウグウ」に全核酸塩基 短期集中連載:定説が覆るとき 異星の生物をめぐる見解 ウェッブ望遠鏡が発見した謎の天体 リトル・レッド・ドット R. ボイル 生命活動の意外な舞台 相分離がひらく新たな細胞観 P. ボール トリアシック・パーク H. …
タイトルにあるとおり、生成AIについての入門書 サブタイトルが「〈流れ〉が画像・音声・動画をつくる」であり、「流れ」がキーワードとなっている。 数式を用いず言葉で説明、というのが売り文句になっている本で、実際、数式は全く出てこない。いろいろと…
【連載】因果をめぐる7の視点 (2月号)「因果をめぐる7の視点2 ビッグデータ時代のスモールデータ──説明から納得,そして活用へ」樋口博之 (3月号)「因果をめぐる7の視点3 過去と未来をつなぐ因果の歴史――ヒュームからアインシュタイン,そして現代へ」小…
言わずと知れた古典SF 今だと色々なジャンルに分化してしまってる要素が一つの作品に詰め込まれているので、何SFというのか逆に難しい。ディストピア? ポストアポカリプス? 宇宙SF? なんで読もうと思ったのかは忘れてしまった。積ん読の中にあって、そろ…
認知ロボティクスの観点から、記号接地問題や行動生成・自由意志について論じた本 現象学やダイナミックシステム(力学系)アプローチをベースにした研究で、ロボットについていうと、リカレントニューラルネットワーク(RNN)に予測符号化させている、という…
サブタイトルは「新しい心の科学と哲学のために」とあり、フッサールから始まり認知科学に至る心の科学・哲学としての現象学入門書となっている。 最近、吉田正俊・田口茂『行為する意識』 - logical cypher scape2を読み、現象学・反表象主義の系譜の存在感…
1980年5月、韓国で起きた光州事件をモデルにした映画 韓国現代史映画を見るシリーズ、1年ぶりに再開。 1979年10月朴正熙大統領暗殺事件 →『KCIA 南山の部長たち』 - logical cypher scape2 1979年12月粛軍クーデター →『ソウルの春』 - logical cypher scap…
工藤郁子「才能の民主化とAI」 下西風澄「撤退戦としてのリベラリズム」 今村夏子「先生のおりがみ」 高山羽根子「ツクモガミ」 佐藤良明「『ワン・バトル・アフター・アナザー』と『ヴァインランド』──分断をすり抜けるピンチョンに共嗚するアンダーソン」 …
日経サイエンス2026年4月号 From nature ダイジェスト 米国の博士課程プログラムが縮小 星に届かなかった旅 スターショット計画 S. スコールズ 短期集中連載:定説が覆るとき 改訂され続ける宇宙論 日経サイエンス2026年5月号 意外に早かった? 多細胞生物…
サブタイトルは「エナクティヴィズム入門」 エナクティブ・アプローチによる意識の理論について提案している。 意識の理論という範囲に収まらず、広く脳と心の研究のあり方を論じている、ともいえる。 「エナクティブ・アプローチ(エナクティヴィズム)」は…
アンドレイ・サプコフスキ『ウィッチャーⅠ エルフの血脈』川野靖子・訳 - logical cypher scape2に引き続き2巻 ドラマのシーズン3まで見ていて、ちょうどシーズン3の終わりと原作2巻の終わりが同じあたり。 また、ドラマの続きを見てから原作を見ようか…
サイボーグにまつわる言説をひもとく技術思想史の本 ただし、サブタイトルに「人工物」とあるように、サイボーグにとどまる議論ではなく、例えばAI論としても敷衍できる議論になっている。 何でこのような本を突然読み始めたかは柴田崇「サイボーグの「原型…
ゲーム化・ドラマ化もされている、ポーランド発の人気長編ファンタジーの1作目 前日譚にあたる短編集は、この前読んだところ アンドレイ・サプコフスキ『ウィッチャー短編集1 最後の願い』『ウィッチャー短編集2 運命の剣』(川野靖子・訳) - logical cy…
意識研究についての本 とても明快で読みやすく、そして面白い この本は、著者自身の研究史に沿って進む(子供の頃、こういうことが気になる子供で、大学ではこういうことをして、どこどこに留学してこれの研究をして~)ので、それがこの本の読みやすさにつ…
手に取った理由は、完全に時事的な関心によるものである。 イランというと去年ショクーフェ・アーザル『スモモの木の啓示』(堤幸・訳) - logical cypher scape2を読んでいた。ただ、これ読んだ時は、ギリまだイスラエルとアメリカによる攻撃の前だったよう…
ミルハウザーの最新短編集 短編集の原著タイトルはDisruptionsで、邦訳版では本書『高校のカフカ、一九五九』と『幽霊屋敷物語』(近刊)とに分冊される。 We Othersは、新作と旧作混ざった短編集だったが、邦訳版では新作のみ Voices in the Night は『ホー…
1830年代のイギリス、オクスフォード大学の王立翻訳研究所に入学した、人種の異なる4人の学生たちの物語 すごい……すごかった。 すごく面白かった。 ネビュラ賞長編部門・ローカス賞ファンタジー長編部門受賞作であり、 『SFが読みたい! 2026年版』ベストSF…
1981年に書かれた長編The Affirmationの邦訳 最初に書かれた「夢幻諸島」ものであり、29歳の青年のアイデンティティの揺らぎが、イギリスと夢幻諸島という2つの世界に跨がって描かれる。 プリーストの長篇としてはおそらく6作目で、初期の終わりか中期の始…
ジョン・ウィックシリーズのスピンオフ作品 ルスカ・マロに所属する女暗殺者、イヴ・マカロの復讐譚となる ルスカ・マロは、ジョン・ウィックの第3作目(パラベラム)に出てきたバレエ団兼暗殺者集団で、本作では、第3作のシーンも出てくる。 いやあ、ジョ…
主に予測符号化理論・自由エネルギー原理を用いて、感覚、知覚、学習、発達、記憶、想像、言語獲得、好奇心、意識などの仕組みを説明していく本 同じ筆者による類書としては乾敏郎『感情とはそもそも何なのか』 - logical cypher scape2、乾敏郎・阪口豊『脳…
決勝トーナメントを見た 面白かった! というか、スキークロスって面白かった以上に何書けばいいんだw スキークロスみてると、自分もやりたくなるな ああいう滑り方したい、と思った イエローカードとか以前見ていた時はなかった気がするなあ あと、選手視…
プリーストの第三長編(1974/邦訳1983)。プリースト初期の長編SFとして有名な作品で以前から気になっていたが、最近、創元SF文庫で復刊したのを機に読むことにした。 ネットでレビューを眺めていると、おおむね絶賛されているが、時々ものすごくdisられてい…
科学2026年1月号 [巻頭言]生成科学──AIと科学の融合形態へ……橋本幸士 言葉に囚われた私たちの科学と人工無能について……瀧川一学 〈異質な科学〉と〈科学の疎外〉──AIが科学にもたらす変化の哲学的含意……呉羽 真 共同最終決定者としてのAI……出口康夫 「生成…
ビッグエア 男子 スキーのビッグエア、五輪に採用されたのは北京から。 3回滑って点数の高い2本の点数の合計を争う。なおその2本は回転方向が違わないといけない、というルールだと初めて知った。 DNFでもDNSでもなくDNIというのも初めて見た。Do Not Includ…
Newton2026年2月号 From朝日新聞 謎多き琵琶湖の水中遺跡 発見間近!? 地球外生命 監修 関根康人 執筆 福田伊佐央 大澤正彦─ドラえもんに挑む 人間のとなりで暮らすクマ 街に出没する「アーバンベア」は なぜふえているのか? 監修 小池伸介 執筆 小野寺佑紀 …
サブタイトルは「批評とジャンルの哲学」 批評というか、批評のことをも含む芸術鑑賞のことと、ジャンルについて 銭さんの博論の書籍化だが、博論からだいぶリライトしているとのこと もともと、例えば応用哲学会2024年大会 - logical cypher scape2などで、…
久しぶりにモーグル観戦した。 自分のブログ見ると2018年がラストだな。ショート動画とかは見てたりするので、トップ選手の名前とかは一応なんとなくわかるが、ちゃんと見るのは本当にめちゃくちゃ久しぶりだ。 五輪でいうと平昌は見たけど北京は全く見てな…
久しぶりに『フィルカル』 これは2022年12月に出た号なので、もう3年ちょっと前か。 「作者の意図、再訪」という特集が組まれており、村山さんと銭さんが書いていて、これが主な目当て。 特集 映画で倫理学 フィクションもまたドキュメンタリーである 和島香…
2022年に刊行された短編集(2025年文庫化)。短編集としては約10年ぶりだとか。 その、約10年前、2013年に刊行された阿部和重『Deluxe Edition』 - logical cypher scape2を2023年に読んだりしたので、そのあたりの時間感がむちゃくちゃだが。っていうか、Del…