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分析美学・アニメ批評・二次元アイドル『フィクションは重なり合う』販売中フィクション重なり合う 分析美学からアニメ評論へ作者: シノハラユウキ出版社/メーカー: 密林社発売日: 2016/10/23メディア: 単行本この商品を含むブログを見るフィクションは重な…

リアルサイズ古生物図鑑 イベント編

見てきたリアルサイズ古生物図鑑イベント編 pic.twitter.com/s8yahw9D8f— シノハラユウキ (@sakstyle) June 23, 2019 #リアルサイズ古生物図鑑 イベント編本日も新宿マルイ アネックス1階イベントスペースにてご来場お待ちしております!この食卓どこに古生…

津原泰水『11eleven』

11編の短編を収録した作品集 筆者の、1999年から2010年までに発表された短編を集めている。 ちょっとホラーっぽいというか、幽霊や怪奇現象がでてくるわけではないが、ちょっと恐ろしい、ちょっと不気味、ちょっと不思議なところを描いている作品が多いとい…

倉谷滋『進化する形 進化発生学入門』

あ、これ、サブタイトル「入門」だったんだ。入門ではない、おそらく。 新書とは思えない密度で内容が詰まっている本である。 筆者自らあとがきで倉谷滋『形態学 形づくりにみる動物進化のシナリオ』 - logical cypher scape2の続編だと述べている。 この本…

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』

公開されるや否や、「俺たちの見たかったゴジラが!」みたいな感想が次々と流れてきた本作品だが、自分も見終わったときにはオタクスマイル全開でしばらくの間ニヤニヤが止まらなかったw 正直、自分は子供の頃に平成ゴジラ(vsシリーズ)を見ていた程度で、…

『ぼくらの七日間戦争』

2017年11月頃に見た時の感想なのだけど、ブログには書かず、今は亡きGoogle+に書いていてそのままになっていたもの。 この度、アニメ映画版のトレイラーが公開され、話題になっていたので、過去ログからサルベージしてきた。 7dayswar.jp ぼくらの七日間戦争…

『20世紀ラテンアメリカ短篇選』野谷文昭 編訳

タイトル通り、ラテンアメリカ文学の短編小説集 元々、あまりラテンアメリカ文学を読んでいなかった*1ので、これはちょうどいい入門になるかなと思って手に取った。 編者により、4つのテーマに分けられた章わけとなっている。 一つ一つが割と短いので、気楽…

『日経サイエンス2019年7月号』

日経サイエンス 2019年7月号出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2019/05/25メディア: 雑誌この商品を含むブログを見るwww.nikkei-science.com 特集:ブラックホール撮影成功 地球サイズの電波望遠鏡で一般相対論を検証 www.nikkei-science.com イベ…

日経サイエンス2019年6月号

日経サイエンス2019年6月号出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2019/04/25メディア: 雑誌この商品を含むブログを見るwww.nikkei-science.com 特集:金星 地球の双子星 「あかつき」が見た金星の風 www.nikkei-science.com あかつきは、2019年1月に…

「体験!発見!恐竜研究所」展

茨城県自然博物館で開催されていた恐竜展へ行ってきた 博物館行くまで 茨城県の博物館だが、所在地は県西の坂東市で、千葉の野田市と隣接しているため、最寄り駅は千葉だったりする 電車とバスを乗り継いで行ったのだが、そこそこ遠い。「自然博物館前」とい…

津原泰水『ブラバン』

一連の津原泰水騒動の中、新潮社が宣伝していたのをきっかけで知り、手に取った 自分が今まで読んだ津原作品は、主にSF・幻想系の短編と『バレエ・メカニック』のみで、完全にそういうジャンルの人だと思っていて、実は今回の騒動まで、他のジャンルでも書い…

冲方丁『マルドゥック・アノニマス4』

ルーン・バロットとウフコックのバディが再起動するシリーズ第4弾 冲方丁『マルドゥック・アノニマス1』 - logical cypher scape2 冲方丁『マルドゥック・アノニマス2』 - logical cypher scape2 冲方丁『マルドゥック・アノニマス3』 - logical cypher s…

Bence Nanay『知覚の哲学としての美学 Aesthetics as Philosophy of Perception』1・2章

知覚の哲学と美学の両方を専門とするナナイによる美学の本 知覚の哲学に出てくる概念(主に「注意」概念)を用いていくつか美学の問題に取り組むもの ナナイについては、これまで描写に関する論文をいくつか読んで、わりと面白いなと思ったので、著作も読も…

大哺乳類展2

哺乳類見てきた pic.twitter.com/M6CSQIBYLl— シノハラユウキ (@sakstyle) May 25, 2019 上野・国立科学博物館で開催されていた「大哺乳類展2」へ行ってきた 2というからには1があったわけだが、それは2010年と9年前にあったようだ。1にも行っていたよう…

Stephen Chadwick「星々の中の想像――芸術的天文写真における想像の役割」

Stephen Chadwick Imagination in the Stars: The Role of the Imagination in Artistic Astronomical Photography https://www.contempaesthetics.org/newvolume/pages/article.php?articleID=770Representation and Transparency in Artistic Astronomical…

Milena Ivanova「科学の美的価値」

原題は、Aesthetic Values in Science 科学において、「この理論は美しい」とかいった形で、美や美的価値に言及されることがあるけれど、これは科学においてどういう役割を果たしているのか、という論文 筆者は、科学哲学が専門で、ケンブリッジ大学所属 以…

暮沢剛巳・江藤光紀・鯖江秀樹・寺本敬子『幻の万博 紀元二千六百年をめぐる博覧会のポリティクス』

1940年に、東京五輪と同時開催の計画を立てられていた幻の東京万博について、同時代の他の万博や博覧会との比較を通して浮き彫りにすることを試みる。 芸術や文化と政治・戦争の関係を万博を通じて紐解いていく。 むろん、開催されることのなかった万博につ…

セオドア・グレイシック(源河亨・木下頌子訳)『音楽の哲学入門』

タイトルにある通り、音楽の哲学についての入門。ラウトレッジ社のThe Thinking in Actionシリーズの一冊で、原著タイトルはOn Musicであり、同シリーズには、ジジェク『信じるということ』、ドレイファス『インターネットについて』、キャロル『批評につい…

丹波竜化石工房「ちーたんの館」

GWということで行ってきた 実際に化石が発見された場所から数キロのところで、なかなか遠く、GWだからこそ行けた場所という気がする 大きな施設ではないし、福井の恐竜博物館と違って、激混みということもなく、ゆるりと1時間くらい見る感じの場所だった …

「ル・コルビジェ 絵画から建築へ――ピュリスムの時代」

西洋美術館 GW中という、明らかに美術館・博物館行くには向いていない日程に行ったのだが、全然混んでなかったw チケット売り場には列ができていたし、人はもちろんかなり入っていたのだけど、鑑賞するのが難しいような混雑ではなかった 西洋美術館は過去に…

ピーター・ワッツ『巨星』

人類とは異なる知性、意識、自由意志などをテーマにしたワッツの短編集 ワッツは最近長篇が続けて邦訳が出てちょっと気になってたけど、読めていなかった 面白かった作品もありつつ、難しくてよくわからんかった作品もありつつ。 ウェブが初出という作品もそ…

須田桃子『合成生物学の衝撃』

『日経サイエンス』の合成生物学記事 - logical cypher scape2に引き続き、合成生物学の勉強 毎日新聞科学環境部の記者である筆者が、ノースカロライナ州立大学に留学し*1、取材したルポ 合成生物学の研究史・研究内容について書かれているが、生物兵器開発…

『日経サイエンス2019年5月号』

日経サイエンス2019年5月号出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2019/03/25メディア: 雑誌この商品を含むブログを見る 絶滅したハワイの花 マウンテン・ハイビスカスの香りを復活 R. ジェイコブセン www.nikkei-science.comあるバイオ企業の中で、す…

大森望編『NOVA2019年春号』

大森望による、書き下ろしSFアンソロジーシリーズ。二度の中断を挟んでおり、第3期の第1弾にあたる。2019年春号とあるが、年2回ほどの刊行を目指しているとのこと。 今回、わりと2作1セットみたくなっているなあというラインナップになっている。小川・佐藤…

グレッグ・イーガン『ビット・プレイヤー』

イーガンの日本オリジナル短編集。収録作は6作品。 イーガン自体は長編がばりばり出てるから久しぶりな気はしないけど、短編集自体はわりと久しぶりなのか それにしてもイーガンは何故日本でこんなに人気なのか。自分も好きではあるけど、やっぱり難しいとこ…

瀧澤弘和『現代経済学』(一部)

サブタイトルが「ゲーム理論・行動経済学・制度論」で、様々なサブジャンルに多様化した現代の経済学についての入門書となっている というわけで、個人的には、制度論に興味があったので、制度論の章だけとりあえず読もうかなーと思ったら、結構それ以外も面…

『日経サイエンス』の合成生物学記事

『日経サイエンス』のバックナンバーを検索して、過去の合成生物学関連の記事をいくつか読んだ 生命の起源やアストロバイオロジー関連の本を読んでいると、時々「合成生物学」の話題が出てくることがあり、どっかのタイミングで読んでおこうと思っていたが、…

現代思想2019年5月臨時増刊号 総特集=現代思想43のキーワード

現代思想 2019年5月臨時増刊号 総特集◎現代思想43のキーワード (現代思想5月臨時増刊号)作者: 千葉雅也,松本卓也,渡辺ペコ,トミヤマユキコ,清田隆之出版社/メーカー: 青土社発売日: 2019/04/12メディア: ムックこの商品を含むブログを見る 本屋で見かけたの…

ピーター・D・ウォード『生命と非生命のあいだ』

サブタイトルは「NASAの地球外生命研究」とあり、宇宙生物学の本である。また、原題は「Life As We Do Not Know It」とあり、私たちが知らない生命、つまり現在の地球にいる生命とは違った形の生命としては、どのようなものがありうるか、ということを書いて…

関根康人『土星の衛星タイタンに生命体がいる!』

惑星科学的な観点からのアストロバイオロジー本 太陽系全般から系外惑星まで扱っているが、タイトルにある通り、メインはタイタンである。 タイタンに生命がいる可能性があることは、どのアストロバイオロジー本でもたいてい書いているところだが、最近だと…