宇宙

関根康人『土星の衛星タイタンに生命体がいる!』

惑星科学的な観点からのアストロバイオロジー本 太陽系全般から系外惑星まで扱っているが、タイトルにある通り、メインはタイタンである。 タイタンに生命がいる可能性があることは、どのアストロバイオロジー本でもたいてい書いているところだが、最近だと…

デイヴィッド・ミーアマン・スコット,リチャード・ジュレック『月をマーケティングする アポロ計画と史上最大の広報作戦』

アポロ計画の歴史を、広報面、アメリカ社会との関わりからレポートしている本。 アポロ計画について、科学技術や科学政策の点では、まあ通り一遍のことなら知っているが、当時の社会においてどのように受け取られていたか等は全然知らなかったなあということ…

冨田信之『ロシア宇宙開発史』(一部)

サブタイトルに「気球からヴォストークへ」とある通り、宇宙開発前史ともいえる気球の発明から始まって、人類初の有人宇宙飛行を達成する「ヴォストーク」(さらにヴォスホート)までの、ロシア・ソ連の宇宙開発の歴史をまとめた本。 特に、ヴォストーク・ヴ…

『ナショナルジオグラフィック2019年3月号』

ナショナル ジオグラフィック日本版 2019年3月号作者: ナショナルジオグラフィック出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社発売日: 2019/02/28メディア: 雑誌この商品を含むブログを見る EXPLORE 探求するココロ 装甲車みたいな恐竜 カナダのロイ…

Newton2019年4月号

Newton(ニュートン) 2019年 04 月号 [雑誌]出版社/メーカー: ニュートンプレス発売日: 2019/02/26メディア: 雑誌この商品を含むブログを見る SCIENSE SENSOR マイナス13度で超伝導を実現 200ギガパスカルでマイナス13度の超伝導 すげー、常温超伝導じゃんー…

日経サイエンス2019年3月号

日経サイエンス2019年3月号出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2019/01/25メディア: 雑誌この商品を含むブログを見る ハイパーループに熱い視線 www.nikkei-science.comこの号を読む予定あまりなかったのだが、ふと表紙見たときに、これが目に入っ…

『天文ガイド2019年3月号』

https://sakstyle.hatenadiary.jp/entry/2019/02/16/141625:titleに掲載されていた「特集 月面着陸50周年 アポロ計画から月探査の未来へ」の続き 前後編かなーと思ったら、前中後編だった天文ガイド 2019年3月号出版社/メーカー: 誠文堂新光社発売日: 2019/…

天文ガイド 2019年2月号

普段全く読まない雑誌だけど、「特集 月面着陸50周年 アポロ計画から月探査の未来へ」が気になって手に取った 自分、宇宙は好きだけど天文(天体観測とか)はさほど興味がない、という人なので天文ガイド 2019年2月号出版社/メーカー: 誠文堂新光社発売日: 2…

小泉宏之『宇宙はどこまで行けるか』

サブタイトルは「ロケットエンジンの実力と未来」で、ロケット推進の専門家である筆者による、ロケット工学入門 ロケット工学については全然何も知らない状態であったが、分かりやすく、活躍については知っている探査機などのことについてよく知ることができ…

『Newton2018年9月号』

Newton(ニュートン) 2018年 09 月号 [雑誌]出版社/メーカー: ニュートンプレス発売日: 2018/07/26メディア: 雑誌この商品を含むブログ (4件) を見る SCIENCE SENSOR 台風の動きは遅くなっている 地球温暖化の影響で遅くなっているらしい。遅くなると、降雨量…

『日経サイエンス2018年5月号』

日経サイエンス2018年5月号出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2018/03/24メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る 特集 暗黒物質の正体 かつて暗黒物質の候補としてあげられていたMACHO説はすでに否定され、その後出てきたWIMP説も、なか…

『Newton2018年2月号』『日経サイエンス2018年2月号』

Newton Newton(ニュートン) 2018年 02 月号 [雑誌]出版社/メーカー: ニュートン・プレス発売日: 2017/12/26メディア: 雑誌この商品を含むブログ (4件) を見る 太陽系で探す地球外生命 タイタン、エンケラドゥス、火星について タイタンについては、2017年に…

『日経サイエンス2017年11月号』『Newton2017年11月号』『ナショナルジオグラフィック2017年10月号』

日経サイエンス2017年11月号 日経サイエンス 2017年11月号出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2017/09/25メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る 記憶をつくり変える 井ノ口 馨 連合記憶の話 記憶の脳神経メカニズムとして、記憶は、神経…

『現代思想2017年7月号 特集=宇宙のフロンティア』

おおむね系外惑星やアストロバイオロジーについて。いくつか宇宙開発に係るものもある(宇宙倫理なども含む)。 宇宙特集といっても、宇宙論とかブラックホールとかそういった話題はなし現代思想 2017年7月号 特集=宇宙のフロンティア―系外惑星・地球外生命…

『Newton2017年7月号』

Newton(ニュートン) 2017年 07 月号 [雑誌]作者: 高嶋秀行出版社/メーカー: ニュートン・プレス発売日: 2017/05/26メディア: 雑誌この商品を含むブログ (3件) を見る 宇宙人を探し出せ 「宇宙人を科学する」という特集シリーズの第1回記事らしい 協力は鳴沢…

『Newton2017年6月号』

やっぱNewtonはヴィジュアルだなー 地球 完全凍結 スノーボールアース特集 田近・カーシュヴィング協力 内容的には大体知ってそうな感じだったので飛ばし読みしたけれど、縞状鉄鉱層の見開き写真がばーんとあったのがよかった あと、生命がどうやって全球凍…

『日経サイエンス2017年6月号』

日経サイエンス2017年6月号出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2017/04/25メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る インフレーション理論は盤石か? A. アイジャス/P. J. スタインハート/A. ローブ 最近の観測データで、実はインフレー…

『日経サイエンス2017年5月号』

日経サイエンス2017年5月号出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2017/03/25メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る NEWS SCAN 冥王星のクジラ模様の謎を解く 冥王星の、クジラ模様のような褐色の領域(クトゥルフ領域)とハート模様の白っ…

井田茂『系外惑星と太陽系』

TRAPPIST-1に7つの系外惑星が発見されたというニュースもあったばかり(TRAPPIST-1関連記事まとめ - logical cypher scape)で、非常にタイムリーな1冊 長沼毅と共著の長沼毅・井田茂『地球外生命 われわれは孤独か』 - logical cypher scapeとセットで読む…

TRAPPIST-1関連記事まとめ

NASAから予告されていた発表は、TRAPPIST-1で7つの系外惑星を発見したというものだった。 というわけで、ちょっと関連記事とかをまとめてみる。 自分が過去にブクマした記事を並べているだけなので、過去の系外惑星発見ニュースの完全なリストではない 2015…

的川泰宣『月をめざした二人の科学者』

フォン・ブラウンとコロリョフの伝記 稲葉振一郎『宇宙倫理学入門』 - logical cypher scape2を読んだ勢いついでに、宇宙開発史についての本もちょっと読んでおこうかと。 フォン・ブラウンはまあ知ってるとして、コロリョフの方は最近になって初めて名前を…

稲葉振一郎『宇宙倫理学入門』

サブタイトルは「人工知能はスペースコロニーの夢を見るか」 宇宙倫理学、というのは応用倫理学の一分野として近年新たに生まれつつある分野であり、実際のところ様々なテーマが考えられる分野だが、この本では、「リベラリズムという立場において許容できる…

「宇宙倫理学研究会: 宇宙倫理学の現状と展望」

JAXA Repository / AIREX: 宇宙倫理学研究会: 宇宙倫理学の現状と展望 筆者は、呉羽真、伊勢田哲治、磯部洋明、稲葉振一郎、岡本慎平、神崎宣次、清水雄也、水谷雅彦、吉沢文武、 海外の研究と国内の研究がざっとまとめられていてよかった。宇宙倫理学と一言…

『Newton2016年4月号・5月号』『日経サイエンス2016年5月号』

『Newton2016年4月号』 「第9惑星の存在を予測」 第9惑星の話はこれまでにも沢山あったけど、今までで一番ありそうな話ではあるらしい。 もし本当にあったら、軌道移動のこととか説明しなきゃいけないことも増えそうだけど 「重力波の観測に初成功!」 わり…

海部宣男、星元紀、丸山茂徳編著『宇宙生命論』

アストロバイオロジーの教科書的1冊 執筆者として、各分野の代表的研究者が20名以上揃えられている。 第1章・第2章が生物学、第3章・第4章が天文学、第5章は人類学や知的文明探査についてとなっている。 全部内容まとめようと思ったら、ちょっと長すぎるの…

第20回自然科学研究機構シンポジウム

ニコ生で配信されていたので前半だけ見ていた。 テーマ:「生命の起源と進化」 地球から系外水惑星へ シンポジウム詳細 資料(pdf)第20回自然科学研究機構シンポジウム「生命の起源と進化」 ニコ生視聴記録 - Togetter 関連記事 第15回自然科学研究機構シン…

『Newton2016年3月号』

LHCで新たな粒子発見か? 2015年4月に運転再開したLHCで、新たな粒子が発見されたかもしれない。まだ、新粒子だと確証はないが、他の装置でもその可能性が示されている。もし新粒子だとしたら、(1)ヒッグス粒子の新種、(2)複合粒子、そして(3)重力子…

『現代思想2015年9月号』『Newton2015年10月号』『日経サイエンス2015年10月号』

『現代思想』 特集:絶滅 とりあえず長沼さんと三中さんが何書いてるかなーと眺める。この2人、ページの上下に線が入っていて、コラム扱いというか、別枠扱いされている感じがする。 長沼さん 長沼さんは、ビッグファイブについて簡単に説明したのち、化石人…

縣秀彦『地球外生命体』

天文学者によるアストロバイオロジーの入門書 アストロバイオロジー関係は新書でも結構出ていて、これまで読んだ本は例えば以下の通り。 松井孝典『生命はどこから来たのか? アストロバイオロジー入門』とアストロバイオロジー系の本の紹介 - logical cyphe…

『日経サイエンス2015年9月号』

米国の巨大ロケット スペース・ローンチ・システム 記事の前半は、アメリカ国内で批判が多いことの紹介。大元は、ブッシュ政権下ですすめられ、オバマ政権になったときに中心になったコンスタレーション計画。 全く新しいロケットを作るのではなく、スペース…