2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

渡辺零『超電磁砲×虐殺器官』vol.1

タイトルで分かるかと思うが、二次創作同人小説。自分としては初めて手を出すジャンルだし、あと同人系でこれだけ長いの読んだのも初めてかも。 超電磁砲×虐殺器官 Vol.1 - 渡辺書房 | 同人誌通販のアリスブックス 上のリンクから表紙画像を見てもらうと分か…

『ミッション:8ミニッツ』

原題をそのままカタカナにしました系タイトルに見えて、実は日本でつけられたタイトル(原題はSourceCode)。まあその手の訳はよくある話なので、今さらあーだこーだいうもんじゃないかもしれないけど、ちょっと気になった。 よくできたSFエンターテイメン…

『三銃士 王妃の首飾りとダヴィンチの飛行船』

3Dで見た。3Dを見るのは2度目だと思う。またXpanD方式で見た。XpanDはメガネ重いし、画面暗くなるのでちょっと嫌だなあと思うところもあるのだけど、これよりもグレードの高い3DってIMAXくらいなのか、もしかして? あんまり3Dがかかってないような…

中山康雄『科学哲学』

「ブックガイドシリーズ基本の30冊」というシリーズの中の一冊。 その名の通り、30冊の本についての紹介がなされている。 1つの本につき大体6ページくらいなので、それぞれにつきそれほど詳細に論じられているわけではないけれど、要約に終わらず、著…

『ウィトゲンシュタイン』

KAWADE道の手帖シリーズ。 鬼界彰夫、永井均、飯田隆、岡本賢吾による「レクチャー」、野家啓一のエッセイ、戸田山和久、大家雄裕、田中久美子、小山明、前田泰樹、山田啓一による論考、著作解題、さらに、大森荘蔵、藤本隆志、坂井秀寿、奥雅博がかつて書い…

瀬名秀明『希望』

文フリの前に読み終わっていたので、もうずいぶん経ってしまった。 何故か知らないが、瀬名秀明の小説についてブログで書くときは、わりといつも時間がないとか何とかであんまりちゃんと書けていない気がする。今回もまたそんな感じになってしまった。 とい…

読んだ本の感想とか書いていくよー(4)

第13回文学フリマで買った本の感想と言うかメモ 『floating view 郊外から生まれるアート』 floating view展という、今年の2月から3月にかけて行われていたアート展についての評論集。 藤田直哉、渡邉大輔両氏も、作家としてこの企画に参加しており、行…

読んだ本の感想とか書いていくよー(3)

第13回文学フリマで買った本の感想。 こっからは、批評以外 「ランド・オブ・クリステン・スチュワート」 urza358こと森悠輔による小説。 自分にはこれをうまく解題したり批評したりすることはできないけれど、面白かった。どうしてなのかよく分からないが…

読んだ本の感想とか書いていくよー(2)

なんとなく分けてみた。 第13回文学フリマで買った本についての感想をまとまりもなくバラバラと書いていく。 『アニメルカvol.4』 まずは、背景アニメ鼎談から。 背景と移動の話(ハルヒ論)。ポニョの話。震災の話など。最後、震災の話のあたりではるをさん…

読んだ本の感想とか書いていくよー(1)

第13回文学フリマ、お疲れ様でした。 といって、もう一週間経っているので、当日のことについて書くよりも、読んだ本の感想を書いていきたいと思う。 ところで、前回は全く感想が書けておらず、本も結構読み残しがあったので、今回の文フリの前に読んでいた…