『三銃士 王妃の首飾りとダヴィンチの飛行船』

3Dで見た。3Dを見るのは2度目だと思う。またXpanD方式で見た。XpanDはメガネ重いし、画面暗くなるのでちょっと嫌だなあと思うところもあるのだけど、これよりもグレードの高い3DってIMAXくらいなのか、もしかして?
あんまり3Dがかかってないようなシーンもあって、時々3Dメガネを外して見ていたりもした。
3Dになってていいなーと思ったのは、マップのシーン。
しかし、3Dってやっぱりコスト(メガネ重いなども含む)に見合うメリットがあるようになかなか思えない。おー、3Dになってるなーとは思うんだけど。
そしてこの、3D映画によって得られる立体感というのが、現実世界の立体感とは明らかに異なる、独特なものだと思う。だからなのか何なのか、自分は、上に書いたマップ(CGで描かれている)だとか、あるいは字幕やキャプションといったものの方に、「3Dになってるのが面白い」という感覚を覚える。独特の空間がそこにある、ような感覚というか。
3Dになっていると3Dならではの演出が何かないのかと思ってしまうのだが、3Dというのも、画面が大きいとか音がでかい、みたいな映画館という設備ならではのものだと思って見るくらいの方がいいのかもしれない。


冒頭のヴェネチアでのシーンが面白かった。ミレディのマトリックス避けとか。あと、ミレディは、張り巡らされている糸を避けるっていうアクションもあったな。あれは、ミッション・インポッシブルか*1
アクションに関していうと、三銃士がロンドン塔を突破していく殺陣が見たかったなーと思う。その点、多少物足りなかった。
飛行船は、アラミスが撃ってた謎のガトリングみたいなのが面白かったw あと、上をとった奴が勝ちというのは空中戦の基本。コンスタンスかわいい、と思うけど、やっぱりちょっと物足りないかもしれない。アラミスが元神父で戦う前にいちいち十字を切るのはよかった。近世ヨーロッパあたりで飛行船みたいな超技術を出す時にダヴィンチの使いやすさは異常。とかまあ細かい諸々あるけど、まあいいや。

*1:予告編やってた。まだ新作やるんだなーとちょっと驚いた