2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

筒井清忠編『大正史講義』【文化篇】

タイトル通り、大正文化史についての本。全27章で様々なジャンルについてオムニバス的に書かれている。 目次をぱらぱらと眺めたときに、小林一三に2章さかれていることに目が行き、そのほかにもメディア論的な話題が多くて面白そうだなと思い手に取った。 大…

『日経サイエンス2022年8月号』

日経サイエンス2022年8月号 [雑誌]日経サイエンスAmazon 特集:渡り鳥の量子コンパス 高精度ナビの仕組み 鳥には地磁気が見えている P. J. ホア/ H. モウリットセン 渡り鳥がどうやって正しいルートを見つけているのか 1970年代に量子コンパスを使っている…

Transformation越境から生まれるアート展ほか

ブリヂストン美術館がアーティゾン美術館になってから初めて行ってきた! エントランスからのエスカレータに以前の面影が少しあるような気がしたが、とにかく、全面ガラスに吹き抜けドン! と大きく印象が変わっていた。 今回の目当ては「Transformation越境…

ゲルハルト・リヒター展

近代美術館 難しいな、リヒターは 今まで1,2点見たことがあるくらいで、少し気になっていた画家ではあるのだが、どういう画家なのかは全然知らないままで、この展覧会を見る前に『ユリイカ2022年6月号(特集=ゲルハルト・リヒター)』 - logical cypher …

筒井清忠編『大正史講義』

最近、『乾と巽』というマンガを読んでいて大正時代も気になり始めていた。『ゴールデンカムイ』や『鬼滅の刃』の影響もある(ゴールデンカムイの舞台は明治末期で大正ではないが) 同じ編者の『昭和史講義』を以前読んで面白かったのと、昭和史自体、当然な…

『ユリイカ2022年6月号(特集=ゲルハルト・リヒター)』

ユリイカ2022年6月号 特集=ゲルハルト・リヒター作者:ゲルハルト・リヒター,清水 穣,平倉 圭,大山 顕青土社Amazon清水、沢山、平倉、池田、大山の各論考が面白かった 音楽を聴くと、イメージが浮かぶ / ゲルハルト・リヒター×マルコ・ブラウ 訳=西野路代 …

冲方丁『マルドゥック・アノニマス7』

3巻以降年に1回のペースで刊行されている同シリーズ。自分も大体毎年6月頃に読んでるっぽい。 冲方丁『マルドゥック・アノニマス1』 - logical cypher scape2 冲方丁『マルドゥック・アノニマス2』 - logical cypher scape2 冲方丁『マルドゥック・アノニ…

日経サイエンス・Newton2022年7月号

日経サイエンス 日経サイエンス2022年7月号 [雑誌]日経サイエンスAmazon SCOPE ITで目の不自由な人をナビゲート 靴が振動してナビゲートする。横浜で実験。 ADVANCES 細菌のエピジェネティクス エピジェネティクスというのは、真核生物のものであって、細菌…

『ラブ、デス&ロボット』シーズン3

NetflixオリジナルのSF短編アニメオムニバス。 2019年にスタートしたシリーズ。 『ラブ、デス&ロボット』 - logical cypher scape2 最近、シーズン3が公開された。なお、シーズン2は、昨年2021年に公開されていたようだが、全然気付いていなかったので、…