冲方丁『マルドゥック・アノニマス7』

3巻以降年に1回のペースで刊行されている同シリーズ。自分も大体毎年6月頃に読んでるっぽい。
冲方丁『マルドゥック・アノニマス1』 - logical cypher scape2
冲方丁『マルドゥック・アノニマス2』 - logical cypher scape2
冲方丁『マルドゥック・アノニマス3』 - logical cypher scape2
冲方丁『マルドゥック・アノニマス4』 - logical cypher scape2
冲方丁『マルドゥック・アノニマス5』 - logical cypher scape2
冲方丁『マルドゥック・アノニマス6』 - logical cypher scape2


Amazonのレビュー見たら似たようなこと書いている人いたけれど「これ一体いつ終わるんだろう」という一抹の不安が浮かびつつも、年に1回ペースで読めるならまあいいかとも思ったり。


ハンターが復帰、シザースから分離する。同じくシザースから分離したノーマ・オクトーバーに認められる。むろん、ハンターの最終目的はノーマの配下になることではなく、ノーマもシザースも均一化すること。
イースターズ・オフィスらは、ウフコックが潜入したガンズ・オブ・オウスの船へ急襲、メンバーの大半を確保し、さらに首だけになった状態で生かされていたブルーを救出するも、リーダーのマクスウェルは逃走する。
薬害訴訟の原告団が組織される。バロットは弁護団のアソシエイトに。
ハンターの指示で、バジルが大学へ入学。バロットがメンターをつとめることに。
逃走したマクスウェルはシザースであることが判明
また、長く昏睡状態にあったオフィスメンバー2人が回復するも、その裏にはシザースが。
舞台はリバーサイドへと移り、新たなグループが登場……
ハンターが議員に立候補するところで終わる。


なお、冒頭から誰かの葬式のシーンがフラッシュフォワード的に度々挿入されている。
ハンターが議員として熱烈な支持を受けているところが描かれている。


マルドゥック・シティの地図初めて見た
もろニューヨークなんだな