文フリ

【告知】『PRANK! Vol.6 特集:日本アニメの新世紀』に寄稿しました!

今週末のコミティア・文フリにて発行される『PRANK Vol.6』に、自分の論考が掲載されます。 「渦巻きの上を走る――オープニング・エンディングに見る非物語的映像表現」というタイトルで、主に『少女終末旅行』のOP映像を例に取り上げながら、テレビアニメのO…

『怪獣小説集』『ノーサンブリア物語』

アーカイブ騎士団『怪獣小説集』 怪獣小説集作者: アーカイブ騎士団出版社/メーカー: アーカイブ騎士団発売日: 2016/11/23メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る ニューヨークと朝霞の光線怪獣 (森川 真) 二次大戦末期、朝霞の怪獣研究所を…

第22回文学フリマ東京感想

twitterに書いたもののまとめ twitter(140字)で書いてるので、ところどころ文が中途半端になってるけどそのまま(一部、書き足してる箇所もあり) 文フリの小説が、ちょっと見ないうちに製本のレベルがあがってるなー、というか文庫サイズの本増えたナなー…

5/1文学フリマ東京にて『フィクションは重なり合う』発行

3年ぶりに文学フリマに参加します! 今回は、筑波批評ではなくシノハラユウキの個人誌で *1 『フィクションは重なり合う――分析美学からアニメ評論へ――』 シノハラユウキ A5・188ページ、700円 文学フリマ開催概要 開催日 2016年5月1日(日) 開催時間 11:00…

『フィクションは重なり合う』試し読み

目次及び冒頭部分の試し読みpdfを公開します 「フィクションは重なり合う――分離された虚構世界とは何か」(試し読みpdf) 「二次元アイドル比較」(試し読みpdf) 「グッドマン『芸術の諸言語』Languages of Art を読む」『筑波批評2013春』(試し読みpdf) …

第19回文学フリマ感想

『アニバタvol.10』(特集:洲崎西) 事前に全くノーチェックだったけれど、特集タイトルを見て即買いしてしまったw しかもこれは当日に読み終わって、当日に感想をpostしてるw 「茶番の転回とビジネスの展開」洲崎西史における転換点として、リスナーの投…

第17回感想

『invert vol.1』 平均年齢19歳の超若手批評系サークルが文フリデビュー、ということでよいのだろうか。 特集は「若者と社会」 1本目、神山和人の評論。清涼院流水とAKB48を取り上げて、断片化されない「私」について論じている。ざっと読んだ印象にすぎない…

11/4文学フリマ告知

「第十七回文学フリマ」 開催概要 開催日 2013年11月 4日(月祝) 開催時間 11:00〜17:00 会場 東京流通センター 第二展示場(E・Fホール) アクセス 東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分 一般来場 一般の方は入場無料です! 2階Fホール、エ-34で出ま…

超文フリ・超会議

少し遅れましたが、お疲れ様でした 筑波批評・フミカのブースにお立ち寄りいただいたみなさん、ありがとうございます。 まあ、正直、普段より売れませんでしたがw それでも幕張まで買いに来てくれた人もいるのだと思うとうれしいです。 さて、筑波批評の方…

超文フリにて新刊『筑波批評2013春』!

ご無沙汰しておりました。1年半ぶりの新刊です。 4/28(日)開催の超文学フリマにて、『筑波批評2013春』刊行です! フミカ 筑波批評と合同スペースになってます。 今回、僕は書いてませんが。 詳しくは【フミカ宣伝】レヴュー・オブ・レヴュアーズ…

第15回文フリ感想

買って読んだ本の感想をさくさくとしていきます。 アーカイブ騎士団『アーカイブ騎士団004ロボット小説集』 今回、一番楽しみにしていてそして期待にたがわぬ面白さでした 高田敦史「形而上学刑事 ロボットの同一性」は、参考文献にアシモフのロボット小…

11/18文フリの告知

今度の文学フリマにて、フミカレコーズより音楽系批評同人誌『フミカ』を発行します! 目次 VOCALOID UTAU曲クロスレビュー(やおき、ja_bra_af_cu、かじもとさん、まげ=えりくさ、シノハラユウキ) 文学フリマ音楽系同人誌クロスレビュー(ja_bra_af_cu、…

第14回感想その2

あとまだ、『ねとぽよ』と『セカンドアフター』と『aBre』を読み終わっていないのだが、いつ読み終わるのか分からなくなってきたので、読み終わったものだけでも 『F』第10号 第一期終了記念号 特集「擬装・変身・キャラクター」 分厚い! そして表紙が西島…

第14回感想

といっても、とりあえず読んだものリスト 『アニメルカvol5.0』 化物語・偽物語特集 ウエダハジメインタビュー 村上裕一→小説版における言葉と物の関係が、アニメ化によってどう発見されたか、あるいは反転されたか 杉田悠→従来の少年漫画を師匠から弟子への…

第14回文学フリマとGHOST PROTOCOL

GW最終日の日曜日は、東京流通センターで文フリでした。 お疲れ様でしたー。 今回、僕は新刊もなく、昼から行くような体たらくだったわけですが、その割りには人と話したりは結構できたかなと思っています。 買った本の感想はまた後日。 今回、新刊はなか…

読んだ本の感想とか書いていくよー(4)

第13回文学フリマで買った本の感想と言うかメモ 『floating view 郊外から生まれるアート』 floating view展という、今年の2月から3月にかけて行われていたアート展についての評論集。 藤田直哉、渡邉大輔両氏も、作家としてこの企画に参加しており、行…

読んだ本の感想とか書いていくよー(3)

第13回文学フリマで買った本の感想。 こっからは、批評以外 「ランド・オブ・クリステン・スチュワート」 urza358こと森悠輔による小説。 自分にはこれをうまく解題したり批評したりすることはできないけれど、面白かった。どうしてなのかよく分からないが…

読んだ本の感想とか書いていくよー(2)

なんとなく分けてみた。 第13回文学フリマで買った本についての感想をまとまりもなくバラバラと書いていく。 『アニメルカvol.4』 まずは、背景アニメ鼎談から。 背景と移動の話(ハルヒ論)。ポニョの話。震災の話など。最後、震災の話のあたりではるをさん…

読んだ本の感想とか書いていくよー(1)

第13回文学フリマ、お疲れ様でした。 といって、もう一週間経っているので、当日のことについて書くよりも、読んだ本の感想を書いていきたいと思う。 ところで、前回は全く感想が書けておらず、本も結構読み残しがあったので、今回の文フリの前に読んでいた…

『筑波批評2011秋』告知

いよいよ、あと一週間後に文フリだよー! なんと10周年! 振り返ってみると自分も2007年から参加しているから、5周年なんだろうか。 今回、自分は、空想都市へ行こう! – 地理人がいざなう、空想地図の世界へようこそ。で、空想都市の地図を描いてい…

『ボカロクリティーク』への寄稿で引用したもの

島袋八起編集によるボカロ評論誌『VOCALOID CRITIQUE(ボカロクリティーク)』(2011-06-11)に寄稿しました。 その中で、紹介した作品のリンクなどをはっておくので、参照してみてください

君は伝説を見たか

日曜日は文フリでした。 みなさん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。 「感想を書くまでが文学フリマ」というのは毎回言ってることですが、まあまだ全然そういう状況じゃないのですみません。 今回はちょっといつにもましてなんかすごいことが…

『筑波批評2011春』@第12回文学フリマ

このブログでは、ぎりぎり直前の告知になってしまいましたが、今度の日曜日、ということはあと4日後! 大田区産業プラザPioで行われる文学フリマに、新刊『筑波批評2011春』を持って行きます。 よろしくお願いします。 僕はなんか、自分としては珍しく…

お疲れ様です

文学フリマ、皆様お疲れ様でしたー 筑波批評はおかげさまで、完売いたしました。 本当にありがとうございます。 こちらの予想を超える売れ行きだったので、買いに来ていただいたのにもかかわらず、お渡しすることのできないことも多々ありまして、申し訳なく…

第11回文学フリマ告知!

筑波批評社で、新刊『筑波批評社2010冬(充電中)』を出します。 小展示ホール、ア−09になります。 目次 緊急座談会 これからの「フィクション」の話をしよう(高橋志行、佐藤翔、伊藤海彦、シノハラユウキ) 科学と文学のあいだを行き来すること――書評『…

第10回文学フリマ感想

何故今?って感じですが、行くことができなくて人に頼んでおつかいしてもらったものを、最近手に入れたので。 『アニメルカ』 雑誌制作に至る過程が語られる第0章の座談会が、楽しい。こういう楽しい雰囲気が同人誌制作の醍醐味だと思うけれど、これだけの…

第9回文学フリマお疲れ様でした

日曜日は、第9回文学フリマでした。 参加された皆様、事務局や運営スタッフの皆様、お疲れ様でした。 筑波批評社ブースを訪れて下さった方、お買い上げいただいた方、ありがとうございました。 「感想を書き終わるまでが文学フリマです」 というわけで、ま…

第九回文学フリマ・『筑波批評2009冬』告知!

12月6日に大田区産業プラザPiOにて行われる文学フリマに、筑波批評社で参加します。配置番号は、R-1です。 新刊『筑波批評2009冬』がでます。 想像の涯ての眩暈 シノハラユウキ 世界の中心で亜人 シノハラユウキ ハイエク『市場・知識・自由』を読む …

第八回文学フリマ感想

空中キャンプ/伊藤聡『下北沢の獣たち』 ブログ空中キャンプの中の人である伊藤聡の短編小説集。 空中キャンプは以前から、時折書かれるエッセイやショートショートに数多くのブクマを集めており、いわばその文章の魅力というのは折り紙付きであった。そう…

お疲れ様でした

文学フリマ参加者のみなさん、事務局・スタッフのみなさん、文学フリマに関わった全ての皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。 新しい会場でも、大盛況の中無事終了しました。 僕のところも、おかげさまで盛況でした。ありがとうござい…