筑波批評社で、新刊『筑波批評社2010冬(充電中)』を出します。
小展示ホール、ア−09になります。
目次
緊急座談会 これからの「フィクション」の話をしよう(高橋志行、佐藤翔、伊藤海彦、シノハラユウキ)
科学と文学のあいだを行き来すること――書評『進化思考の世界』『認知物語論キーワード』『華竜の宮』 シノハラユウキ
100%勇気――書評『万物理論』 山本勉
白くまを救うとき――多和田葉子『雪の練習生』 栗森勇太
跳躍するヒロイズム――ゲームデザインにおける個人の表現 高橋志行
ウェブは死なない――オープンなウェブと生成力 伊藤海彦
文フリのカタログには、星野智幸とか書いちゃってるんですが、最初は星野智幸特集とかやろうと思っていたんですが、結局その企画は流れてしまいました。すみません。
今回は、みんなバラバラですw
座談会で、id:YOWさんの個展について語っているのですが、それが面白い内容になっているんじゃないかなあと思います。
その様子をちょっと先行公開
シノハラ (YOWさんの作品は)ハリウッド映画や少女マンガのような雰囲気を持っている。アメリカの風景みたいだと言ったお客さんもいたらしい。実際、《マッカーサーの子供たち》で、後ろの窓の向こうに描かれている人民は、欧米のデモのような感じがする。
佐藤 デモなの? あれはマッカーサーのファンじゃないの?
シノハラ なるほど、そういう風にも見えるかも。あの絵はすごく明るく色彩豊かに感じたのだけれど、それは後ろの人民がカラフルだったから。そう考えるとファンかもしれない。
佐藤 今の日本だと、あれだけ人が溢れているのはロックフェスやジャニーズのライブ。あるいはコミケだとか( 笑)。
シノハラ 決して昭和史の組み替えではないように思う。
高橋 うん、それは結果的にそう読めるというだけ。むしろ、サブカルからの影響が強くあると思う。でもそれ故に、昭和史を組み替える強烈さがある感じがする。
僕は、3つの本の書評を1本にまとめて書きました。本当にまとまっているかどうかは別として。
おまえ、その3冊とも、もう既にブログで書いてるじゃんと言われるかもしれませんが、まあ当たり前ですが、ブログで書いたときとは切り口を変えて書いています。
まあ、ふーんって感じで読んでみてくださいw
文学フリマ告知! - 筑波批評社
http://bunfree.net/?%C2%E8%BD%BD%B0%EC%B2%F3%A5%B5%A1%BC%A5%AF%A5%EB%B0%EC%CD%F7%A1%CA%A5%A2%A1%DD%A5%A8%A1%CB
紙の同人誌が許されるのは電子書籍元年までだよねー←今年はセーフ! - 絶倫ファクトリー
あと、噂のtrickenパックについては
God & Golem, Inc.
まとめよう、あつまろう - Togetter