『筑波批評2011春』@第12回文学フリマ

このブログでは、ぎりぎり直前の告知になってしまいましたが、今度の日曜日、ということはあと4日後!
大田区産業プラザPioで行われる文学フリマに、新刊『筑波批評2011春』を持って行きます。
よろしくお願いします。
僕はなんか、自分としては珍しく(?)twitter論を書いている風になっていますが、中身は相も変わらずフィクション論です。
ウォルトンのごっこ遊び論と渡邉大輔の映像圏論に惹かれており、それをちょっと勉強したり紹介したりしてみたかったので、twiterのキャラクターボットをだしにしてみた、という感じだったりするのだけれど、読む人に多少なりとも「ふーん」と思ってもらえればよいかなとw
本論の中では一言もARと書いていないのだけれど(別の場所にちょっとヒントがあるがw)、ARみたいなフィクションって何だろうなあみたいなことを考えていたりします。
キャラクターというのは、そういうところでインターフェイスとなる存在であって、そういう意味でのキャラクターについて考えるのには、小田切博の『キャラクターとは何か』がよいです。

筑波批評2011春』目次
実在性のきらめき 塚田憲史
エリオをかまってちゃんでみるアニソンとJ-POP――「Os−宇宙人」論 島袋八起
現代日本の隙間――コンビニの歴史と日本の消費空間 伊藤海彦
キャラクターは呟きて何を生すか――フィクション論から見るtwitter シノハラユウキ

94ページ 500円

第12回文学フリマ
開催日 2011年 6月12日(日)
開催時間 11:00〜17:00
会場 大田区産業プラザPiO 大展示ホール・小展示ホール
一般参加方法 入場無料・どなたでもご来場いただけます

筑波批評は、1階大展示ホール T−19

文フリ告知! 『筑波批評2011春』 - 筑波批評社
宣伝Ustしました - 筑波批評社
ここらへんを見てもらえるともう少し詳しく分かるかもしれません。
蒲田での文フリは今回が最後です。是非蒲田でお会いしましょう。