2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧
第一次世界大戦全体の流れを新書一冊にまとめた本。 『軍靴のバルツァー』*1や上田早夕里『リラと戦禍の風』 - logical cypher scape2を読んで、第一次世界大戦が気になっていたので。なお、この本は『リラと戦禍の風』の参考文献として挙げられていた。 第…
日経サイエンス2024年2月号 [雑誌]日経サイエンスAmazon どうしてみんなでかいのか? 巨大恐竜 竜脚類の進化 M. D. デミック 竜脚類はそもそも発見数が少ないらしい。 自然の理由もあるが人為的な理由もあって、でかいので1回の発掘で掘り出せる個体数がま…
19世紀末から20世紀初頭にかけてのヨーロッパの文化について 山川からでている「世界史リブレット」シリーズの中の1冊で、全部で100ページほどの小冊子である。そのため、内容的にはそこまで深く論じられているわけではないが、学術・文化にかんして概観でき…
河出文庫から出ている、10年ごとに区切ったSFアンソロジー。 以前、『20世紀SF<4>1970年代接続された女』 - logical cypher scape2を読んだことがある。 なんでそんな部分部分だけ読んでいるのかというと、古典をちゃんと読んでいく真面目さが自…
1994年に愛知県美術館(宮城県美術館、世田谷美術館)で開催されたクプカ展の図録 「ABSTRACTION抽象絵画の覚醒と展開」展 - logical cypher scape2と「パリポンピドゥセンター キュビスム展 美の革命」 - logical cypher scape2とでクプカの作品を見て、興…
宇宙倫理学についての論文集 京大で宇宙ユニットというのができて、2017年前後に宇宙倫理学が盛り上がっていた時期がある。「盛り上がっていた」と過去形で書いたが、現在も京大の中には宇宙倫理学の教育カリキュラムがある。続々と研究成果が出てくるという…
1965年(昭和40年)から1985年(昭和60年)にかけての戦後昭和史を描いた小説だが、そこは磯崎作品なので、一筋縄ではいかない。 年末年始にかけて読んでいた。磯崎作品はよく正月に読んでいるよんだーと思ったけど、磯崎憲一郎『往古来今』 - logical cyphe…