タイトルで分かるかと思うが、二次創作同人小説。自分としては初めて手を出すジャンルだし、あと同人系でこれだけ長いの読んだのも初めてかも。
超電磁砲×虐殺器官 Vol.1 - 渡辺書房 | 同人誌通販のアリスブックス
上のリンクから表紙画像を見てもらうと分かると思うが、ベースになっているのは虐殺器官。世界観や設定は虐殺器官のままで、出てくる用語とか単語とかで虐殺器官にあったなーというのが結構あって楽しい。
で、その世界の中に学園都市があって、レールガンの登場人物が15年後の年齢で登場する、というもの。
美琴、黒子、初春、木山先生、固法先輩は出てきた。
他にも能力者がたくさん出てくるのだが、とあるシリーズは、レールガンのアニメしか見ていないという状況なので、どこまでとあるシリーズを使っていて、どこからオリジナルなのかはよく分からない(木原那由多とか絹旗最愛とかは、雰囲気でとあるシリーズに元々出てきてるキャラだと分かったけど知らないキャラ。他の能力者は今軽くググった感じヒットしなかったので、オリジナルキャラなんだろう)。
冒頭こそイエメンだが、その後は学園都市周辺が舞台になっている。
美琴は、元傭兵で、今は学園都市の特殊検索戦部隊の高位能力者兵士をやっていて、黒子がその部隊の指揮官、初春が情報担当官。イエメンで誘拐された学園都市の研究者を救出するミッションから始まる。で、その研究者というのが木山先生。
それを機に、学園都市の暗部とアメリカ合衆国が絡んだごたごたに、美琴たちが巻き込まれていくという話。
15年経ってそれぞれ色々あったよ、という話もありつつ、どのキャラも脳内再生余裕でした
マルドゥック・スクランブルに出てきたような、噛ませ犬的変態傭兵部隊も出てきたw
虐殺器官に出てくるようなテクノロジーと、能力とを組み合わせた戦闘シーンが結構見事だった。
能力を共有できるようになっていることによる連携プレーがすごい強力だし、かといって最強というわけでもないので戦闘に緊張感もある、と思う。
2巻も期待
次は是非佐天さんも出してほしいです
この世界観の中で佐天さんがどう立ち回るのか。