アフタヌーン6月号
今月から、弐瓶勉「シドニアの騎士」が連載開始!
気付けば僕は、BLAME!、NOiSE、アバラ、バイオメガと全部揃えていた。
それはそれとして、今までの弐瓶とはだいぶ雰囲気の異なる。色の塗り方かトーンの使い方あたりが変わったのか。弐瓶作品は、絵とかセリフの少なさが一見さんお断り的な雰囲気を醸し出していたのだけど、この作品はそういう意味では最も人当たりがよい。
いかにも弐瓶っぽい謎の生き物とか建物とかは、もちろん出てくるけど。
それにしても、いきなりガウナが出てくるし、また熊が出てくるしw
物語のフェーズが一つ終わった、と思ってタイトルを見たら、END Of THE PROLOGUEとなっていた。
ここ数ヶ月、アシェラッドとクヌートが男前度をみるみると上げていって*1、ここにひとつの決着。
さて、トルフィンどうなる
- 珈琲時間
シュールを通り越して意味不明w オチがわからんw
そういえば、twitterに感想をpostしたとき、タイトル間違ってundercurrentって書いちゃった
ここ最近、毎月毎月毎月クライマックスで、見るたびに「うああぁぁ」ってなってしまうんですけど。
泣き笑い。泣きの方が明らかに大きいけど。
篠房って、コマをどんどん小さくしていくのを多用しているけど、今回は大ゴマだけで構成されたページとか見開きのページとかがあって、それがまたよい演出になっている。
オクターヴで柔らかな感動に包まれたあと、隣のページを見るとカズフサの顔ってどういうこと?
アフタヌーンは、なんかしょっちゅうこういうことをしますよね
ラブやんの掲載順はほんと考えて貰いたいものですw
ギャグなしシリアス、感動系の作品のあとに置かれることが比較的多い気がしてならないのですが?
こちらもまた、物語に一つの決着が。
先月、今月と凶が馬に乗っていて、これがとてもかっこいい。
というか、万次と凶が協力して尸良と戦うというベタなエンターテイメント展開と、尸良の顔が次第にアップになっていくコマ割り*2や最後の見開きの水墨画みたいな雰囲に見られる絵のセンスが噛み合って、とてもかっこよかった。
いつもどおり面白い
第二部入ってから、ハードコアSFっぷりを加速させているけど、今月マジハードコア
- 世界に羽ばたけ轟先生!
ぶっちゃけ、僕はこのマンガは好きではないのだけど、最近シリアス路線を少し混ぜてきて少し面白くなってきている。
- 四季賞ポータブル2008冬
前回はSFだったけど、今回はファンタジー。
大抵毎回、3〜4作品掲載されるけど、そのどれもが面白いということはあまりないのだけど、今回は違った。
3作品とも、劇画的というか描き込みの細かい絵柄で、シリアスなストーリーというのも意外と珍しいかもしれない。
四季大賞「亜空耳」は、重厚なタッチで化け物の造型もいい感じで、アクションを中心にしているネームがシンプルでまとまりがあった。かわぐちかいじのコメントで「単純化できることがその人の能力」とあったけど、まさにそう。
四季賞「ヨブケモノ(喚獣)」は、召喚獣ものとしてはオリジナリティのあるネタだったのではないかと思う。これまたストーリーがとてもシンプルでページ数も短いけど、設定がしっかりしているのが分かる。
かわぐちかいじ特別賞「監視員」は、五十嵐大介とか諸星大二郎とか系の絵柄。こちらはファンタジーじゃなくてSF。
IKKI6月号
- WOMBES
IKKIも今月から新連載スタート
しかも、ジェンダー戦争SF。
地球とは異なる惑星を舞台に、なかなか重厚な戦争ドラマを描いてくれそうな気配。
全員女性で構成されているテレポート部隊の話。何故全員女性かというと、テレポートするためには、テレポート能力をもったある生物を子宮の中に入れないといけないから。
これは日常を描く系のマンガだったんだけど、どうもそれとは違う展開へと向かうみたい。
楽しみ。
キャラを診療する医者が登場(医者は人間)
彼女が、「キャラとは何か」という問いを発する。
動かないキャラがいると見に行ってみたら、それは植物のサボテンだったという事例を診た彼女は、キャラというのは子どもにそう見なされればそうなるのではないかと考える。のだが、この部分は1ページに圧縮されて、他の多くの事例の中の一つにされている。
でも、そういう考察もこれからやっていくのかなあと思うと、面白い。
今月は何かと、一つの決着を見せる作品が多い。
というわけで、こちらもここ数ヶ月の戦いが終わった。
それにしてもすごかったのは、見開きを4,5枚は続けたところ。しかも、全く同じ構図の。
全く同じ構図の、しかし一カ所だけ違う見開きを二つ続けて、ページをめくったときの演出をするというのは、わりとよくあるけれど、それを連続でやるとは。
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