宇宙

「宇宙倫理学研究会: 宇宙倫理学の現状と展望」

JAXA Repository / AIREX: 宇宙倫理学研究会: 宇宙倫理学の現状と展望 筆者は、呉羽真、伊勢田哲治、磯部洋明、稲葉振一郎、岡本慎平、神崎宣次、清水雄也、水谷雅彦、吉沢文武、 海外の研究と国内の研究がざっとまとめられていてよかった。宇宙倫理学と一言…

『Newton2016年4月号・5月号』『日経サイエンス2016年5月号』

『Newton2016年4月号』 「第9惑星の存在を予測」 第9惑星の話はこれまでにも沢山あったけど、今までで一番ありそうな話ではあるらしい。 もし本当にあったら、軌道移動のこととか説明しなきゃいけないことも増えそうだけど 「重力波の観測に初成功!」 わり…

海部宣男、星元紀、丸山茂徳編著『宇宙生命論』

アストロバイオロジーの教科書的1冊 執筆者として、各分野の代表的研究者が20名以上揃えられている。 第1章・第2章が生物学、第3章・第4章が天文学、第5章は人類学や知的文明探査についてとなっている。 全部内容まとめようと思ったら、ちょっと長すぎるの…

第20回自然科学研究機構シンポジウム

ニコ生で配信されていたので前半だけ見ていた。 テーマ:「生命の起源と進化」 地球から系外水惑星へ シンポジウム詳細 資料(pdf)第20回自然科学研究機構シンポジウム「生命の起源と進化」 ニコ生視聴記録 - Togetter 関連記事 第15回自然科学研究機構シン…

『Newton2016年3月号』

LHCで新たな粒子発見か? 2015年4月に運転再開したLHCで、新たな粒子が発見されたかもしれない。まだ、新粒子だと確証はないが、他の装置でもその可能性が示されている。もし新粒子だとしたら、(1)ヒッグス粒子の新種、(2)複合粒子、そして(3)重力子…

『現代思想2015年9月号』『Newton2015年10月号』『日経サイエンス2015年10月号』

『現代思想』 特集:絶滅 とりあえず長沼さんと三中さんが何書いてるかなーと眺める。この2人、ページの上下に線が入っていて、コラム扱いというか、別枠扱いされている感じがする。 長沼さん 長沼さんは、ビッグファイブについて簡単に説明したのち、化石人…

縣秀彦『地球外生命体』

天文学者によるアストロバイオロジーの入門書 アストロバイオロジー関係は新書でも結構出ていて、これまで読んだ本は例えば以下の通り。 松井孝典『生命はどこから来たのか? アストロバイオロジー入門』とアストロバイオロジー系の本の紹介 - logical cyphe…

『日経サイエンス2015年9月号』

米国の巨大ロケット スペース・ローンチ・システム 記事の前半は、アメリカ国内で批判が多いことの紹介。大元は、ブッシュ政権下ですすめられ、オバマ政権になったときに中心になったコンスタレーション計画。 全く新しいロケットを作るのではなく、スペース…

『日経サイエンス2015年7月号』『Newton2015年7月号』

日経サイエンス 今月の日経サイエンスは面白い記事多い 時空の終端 ファイアウォール J. ポルチンスキー うん、まあこれはあんまりよくわからなかったのだけど、ブラックホールには色々とパラドックスがあって、相対論と量子力学とのあいだで、あちらを立て…

『日経サイエンス2015年5月号』

とりあえず読んだ記事のメモ 特集「超ハビタブル惑星」 「生命の理想郷スーパーアース」 「超ハビタブル」ってどういうことかと思ったら、まずは、主星の寿命が長いということだった。 それから、多島海であること 「有力候補を探せ 系外惑星の空を見る」 2m…

大須賀健『ゼロからわかるブラックホール』

『インターステラ−』 - logical cypher scapeを見たので、ブラックホールの勉強 筆者がかなり何度も、正確さを犠牲にしてわかりやすさを優先したと書いているとおり、読みやすい本だった*1。 後半になってくると、筆者が研究している、ブラックホールのシミ…

『日経サイエンス2015年1月号』(特集:太陽系の起源に迫る)

「瞑想する脳」とW特集だけど、そっちは読んでない ホビット10年,なお続く論争 ホモ・フローレシエンシスは新種じゃなくて、病気の個体じゃないか説があって議論されている、らしい ホビット10年,なお続く論争〜日経サイエンス2015年1月号より | 日経サイ…

宇宙博2014

幕張メッセ 非常に見るものが沢山あり、全部回るのに4時間くらいかかった。宇宙船のコクピットとか月面車とかきぼうとか、とにかく色々。 もとより、夏休み期間中や土日は混雑してやばいだろうと思って、9月の平日で休みになるところがあったので、そこで…

佐藤靖『NASA――宇宙開発の60年』

NASAの設立から現在までを、アメリカの政策や国際情勢、あるいはNASA内部の勢力図などから見ていく本。主に、アポロ、スペースシャトル、ISS、科学研究の4項目。 筆者は、28歳の時に科学技術庁を退庁し、その後、ペンシルヴェニア大で科学技術史の博士号をと…

Origins: Earth & Life

Jack Szostak RNAと細胞膜がそれぞれどう生まれたかということについて 実験室で、細胞膜の成長・分裂を物理・化学的なものだけで実現 RNAの化学的複製も、問題が解決しつつあるが、エネルギー源が謎 Dimitar Sasselov 系外惑星について スーパーアースって…

『Newton8月号』

メタン菌は,火星環境でも生息できる!? 火星の土壌を使ってメタン菌を生息させる実験。火星の環境でもメタン菌は生きていける。というか、酸素なくて二酸化炭素主体だからメタン菌にすれば理想的? ただし、火星でメタンは確認されていない。 全長40mの史…

『日経サイエンス2014年6月号』

特集 宇宙の夜明け インフレーションの証拠を観測 インフレーションって、時空が超光速で膨張すること (→そうだったのか、これって関係主義にとっては、けっこうまずいんじゃない?) 原始重力波、当初の予想では観測できるのは2020年代だったが、今回、南…

長沼毅・井田茂『地球外生命 われわれは孤独か』

生物学者長沼毅と惑星物理学者井田茂による共著で、アストロバイオロジー入門的な本。知的生命体の可能性についても触れられている。おおむね、前半を長沼、後半を井田が担当していると思われるが、部分的には必ずしもそうなってないところもある。 地球外生…

松井孝典『生命はどこから来たのか? アストロバイオロジー入門』とアストロバイオロジー系の本の紹介

タイトルにあるとおり、アストロバイオロジーについての入門書。 これまでも、アストロバイオロジー関連の本はいくつか読んで来ているのだけど、アストロバイオロジーの名前を冠して全体を概観する本を読むのは初めてだった*1。 というわけで、この本のまと…

井田茂『系外惑星』

本書によれば、系外惑星が最初に発見されたのは1995年。それ以降現在に至るまで、多くの系外惑星が次々と発見され続けている。あとでもう一度触れるが、観測技術の発展と、一度発見されたことによってどのように探せば見つかるかということが分かったこ…

福江翼『生命は、宇宙のどこで生まれたのか』

先日、NASAが系外惑星候補を1200個以上も見つけたニュースがあった。 しかもその中には、ハビタブルゾーン(液体の水が存在する範囲)にあると見られる地球サイズの天体も5つ含まれているとか。 NASA Finds Earth-size Planet Candidates in the Habitable …

がんばれ!はやぶさ2計画

色々クリップしたのでこちらを見てください。 こうやって広報する手前、自分でもやっておいた方がいいか、と思ったので要望書を送ってみる。 内容は非常に薄いけれど、まあそれでも一票投じないよりは投じた方がましか、とか。 JAXA、財務省の意見要望フォー…

太陽系狂騒曲

今週、世界中の注目となった惑星の定義に関するニュースも、IAUによる採決をもって終息してきました。 それにしても、これだけ多くの人の関心を集めた、宇宙関連あるいは科学関連の話題も久しぶりだったように思えます。 誰もがそれなりに知っていて、また誰…