黒田硫黄

やっぱり、黒田硫黄は何か凄いなあ。
今、アフタヌーンで「あたらしい朝」というのを連載している。
始まった当初から「みし」よりは断然面白かったのだけどw
先月から今月にかけて、急展開してきた。


先月号の最後のページがよかった。
久しぶりに再開したエリックにマックスが声をかけるが、その声が黒煙と轟音でかき消されるコマで終わる。
この、うまく繋がりそうで繋がらない感を描くのが、黒田はうまいと思う。
「みし」でも、その最終話で主人公が憧れの女の子にようやく声をかけると、今好きな人がいる、ということをあっさり返されてしまうシーンがあった。このあっさり感がとてもよかった。大事な部分なんだけど、それをあっさり描く。
「繋がりそうで繋がらない感」とか「あっさり感」とか、何というか「文学的」だなあと感じるし、自分も書きたいなあと思ったりする部分。
で、今月号。
大ゴマの使い方がうまい。
無駄にコマを大きくしているようなマンガってままあると思うんだけど、黒田は違うねw
大コマで描かれてる絵に迫力がある。港で大火災が発生するシーン。
そして、最後の3ページがよかった。


で、こんなニュースが
「セクシーボイスアンドロボ」ドラマ化について
さてさて一体どうなることやら……。
と、はてなキーワード化しているのでリンクしておこう
セクシーボイスアンドロボ