1月10日、スキークロスW杯フライネ大会
クロスは日本人以外の選手をよく知らないので、まずは日本人のリザルトを。
日本のエース、タッキーが2位!
スキークロスはまだマイナーな競技だけれど、この前のトリノ五輪から正式種目となスノーボードクロスのスキー版。もう何年も前から、クロスは絶対に来る!と主張し続けているのだけど、ついにバンクーバー五輪での正式種目に決まって、これから盛り上がるのは間違いない。
で、そのスキークロスでは、瀧澤宏臣という日本人が活躍している。
元々アルペン出身のタッキーは、2001年に(W杯でも五輪でもない)世界大会で優勝。02/03季には、W杯総合優勝を果たしている*1。
しかしその後、怪我したりなんだりとしていたのだが、今季は早速2位と、表彰台へと立ってくれた。
その他日本人は、河野健児22位、小林幸世*232位、ウブカタタケオ*355位
福島のり子11位、斎藤茜15位、ヤマシタミズエ19位*4、古川かおる22位
2月には猪苗代大会が、09年には同じく猪苗代で世界選手権が、そして10年にはバンクーバー五輪が待っている!
日本人の選手すらろくに分からない状態で、外国人の選手などなおさら分からないのだけど、リザルトを見る感じでは、スカンジナビア諸国、スイス、イタリア、フランス、オーストリアなどアルペン強豪国や、チェコが強いことが分かる。
フランス人が多いのは、開催地がフランスだからということもあるだろう。
一方で、フリースタイル競技だというのに、アメリカ人が全くいない*5。競技の性質上、アルペン強豪国が強いのはよく分かるが、それにしてもアメリカ人がいないのは不思議。もともと、アメリカのXゲームとかでガンガンやっている競技だというのに。スノーボードと同じで、強い選手はプロになってて賞金ゲームにしか出ないのだろうか。
1月11日、モーグルW杯ディアバレー大会
男子のリザルトがヤバイことになっている
1 ネイザン・ロバーツ1982 USA
2 DUFOSSE Gregoire 1985 FRA
3 上野修 1983 JPN
4 デビッド・バビック 1979 USA
5 OCHS Pierre 1984 FRA
6 KASHIMA Sho 1986 USA
7 ウォレン・ターナー 1980 CAN
8 ギルバート・コラ 1983 FRA
9 デイル・ベッグ-スミス 1985 AUS
10 DIGRAVIO David 1986 USA
11 BOWMAN-KIRIGIN Jay1987 USA
12 ピエール-アレクサンダー・ルソー 1979 CAN
13 サミ・ムストネン 1977 FIN
14 GINGRAS Maxime 1984 CAN
15 西伸幸 1985 JPN
16 附田雄剛 1976 JPN
ポスト・オリンピックイヤーは、どうなるか分からない、とはいえ。
とにかく、若い。
上野の3位入賞は、見た瞬間驚いたし、めでたいことなんだけど、その他の新人の台頭っぷりの方に驚いてしまう。
2位のグレゴア、5位のピエール*6というフランス人2人なんて、去年までのリザルトを見たけど、全くパッとしていない。
80年代生まれの多さ、80年代後半生まれ*7も上位入賞しつつある。
今季もぶっちぎるかと思ったデイル・ベッグ・スミスは9位と若干順位を落としている。
今季はネイザン・ロバーツの方が調子よいのかな。
この新人の攻勢の中で、PA、サミ、附田はすごいね。
男子はその他、タピオ21位、尾崎22位、スウェーデンのジェスパー29位、ユーソ36位、益川40位、ビロドーは44位に沈んだ。
対する女子は、それほど波乱なし
4位にアメリカの新人、MCPHIE Heatherなる選手が入ってきている。
過去のリザルトによると、前回モンガブリエルで6位以外、W杯では目立った戦績なし。しかし、去年のノーアムで優勝しまくっている。
アメリカ女子はベテラン勢も負けてられるぬと、シャノン・バーキーが2度目の優勝、6位にはミシェル・ロークがついてきている。3位にはハンナ・カーニーが入っているし、やはりアメリカは強い。
前回不調のジェニファー・ハイルは2位、サラ・ジェリン5位、ニコラ・スドヴァ8位、ステファニー・サントピエール11位
日本勢は、伊藤みき15位
asahi.com上野が3位に フリースタイルスキーW杯モーグル
↑写真がひどい
13日には、同じくディアバレーでデュアル