2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ミハル・アイヴァス『もうひとつの街』(阿部賢一・訳)

主人公が古本屋で手にした本をきっかけに、プラハの街の裏に隠されたもうひとつの街の存在を知っていくという長編小説 著者のアイヴィスはチェコの作家で、本作は、1993年に初版がでた著者の長編第一作。2005年の改訂版を底本に2013年に日本語訳され、2024年…

土屋健『地球生命 空の興亡史』

翼竜類、鳥類(絶滅種)、飛ぶ哺乳類(絶滅種)についての本。 シリーズとしては、土屋健『地球生命 水際の興亡史』 - logical cypher scape2、『地球生命 無脊椎の興亡史』に次ぐ3作目。無脊椎のは自分は読んでいない。 ちなみに、あとがきによれば、次は『…

『ギレルモ・デル・トロのピノキオ』

ストップモーションアニメかつミュージカル映画のピノキオ 自分はピノキオというと、ディズニーによるものを見たことがあるくらいだが、あれとはだいぶ違っている。 デル・トロ作品は、これまで『パンズ・ラビリンス』 - logical cypher scape2『シェイプ・…

『ラブ、デス&ロボット』シーズン2・シーズン4一部

他の作品見るためにネトフリ入り直したら、シーズン4が配信されていたので見ることにした。 あと、見ていなかったシーズン2も ただ、このシリーズ、シーズン2以降はわりと評判が芳しくなく、一部の作品だけ見た『ラブ、デス&ロボット』 - logical cypher…

グレッグ・イーガン『祈りの海』(一部・再読)

グレッグ・イーガン『しあわせの理由』(一部・再読) - logical cypher scape2に続き、イーガンの短編をいくつか再読祈りの海作者:グレッグ イーガン早川書房Amazon キューティ 4歳で亡くなる、人工的な愛玩用赤ちゃん(人間の姿をしているが知能は著しく制…

『日経サイエンス 2025年10月号』『Newton 2025年10月号』

『日経サイエンス 2025年10月号』 夢をコントロール 明晰夢で心を癒す M. カー 特別解説:暗黒彗星 R. G. アンドルーズ ADVANCES 種子サイズを変えた恐竜/恋愛願望 『Newton 2025年10月号』 AI創薬 最新レポート 薬の探索から設計へ─AlphaFoldの衝撃 監修 …

スティーヴン・ミルハウザー『ナイフ投げ師』(柴田元幸・訳)

ミルハウザーの短編集。2008年に白水社から出ていたもの(12年にUブックス)が東京創元社から文庫化されたもの。 これまでもミルハウザーは結構読んだけど、かといって網羅的に読んできたわけでもないので、この本も「そういえば読んでいなかったな、文庫化…

グレッグ・イーガン『しあわせの理由』(一部・再読)

イーガンの最初のころ、読んだやつ、もう内容も忘れてるし、いつか再読したいなあと思っていて、 そのいつかが来た気がしたので、読んだ。 全部じゃなくて、なんとなくピックアップしたものだけ読み返してみた。 どこがどう、とは言えないけど、まあやっぱも…

ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』(鴻巣友季子・訳)

とある家族とそこの客人たちが夏の別荘で過ごす1日を、意識の流れという手法によって描いた、ウルフの5作目の長編小説。 舞台となっている別荘は、ウルフ自身が子ども時代に夏に訪れていた別荘が、本作の主人公の1人でもあるラムジー夫人は、ウルフの母親が…

アレステア・レナルズ『銀河北極』(一部・再読)

以前読んだ時のは以下。 アレステア・レナルズ『銀河北極』 - logical cypher scape2 銀河北極 (ハヤカワ文庫 SF レ 4-4 レヴェレーション・スペース 2)作者:アレステア・レナルズ早川書房Amazon 「銀河北極」 主人公は、貨物船の船長で、船の修理に立ち寄っ…