2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧
紛争が終わったあと、和解はどのように行われる/行われた/行われなかったのかが書いてある本。 バーニングさんの書評きっかけで読んだ。 紛争地の歩き方 ――現場で考える和解への道 バーニングさんの感想 - 読書メーター 筆者は、紛争解決学を専門とする研…
1970年代の台北を舞台に、殺された祖父は何故、誰によって殺されたのかという謎を縦軸に、主人公の友情・恋や進路といったエピソードが展開する青春小説 本作の存在は都甲幸治ほか『世界の8大文学賞』 - logical cypher scape2で知った。 2015年上半期の直木…
衰退した未来の人類を描いた連作短編集のような長編のような小説 川上弘美は、国内文学文脈でもSF文脈でも気になっていった作家だったのだけど、なかなか読んでこなかった(雑誌やアンソロジーに収録されていた短編をちらほら読んだことはあるが) 本作が、…
文学賞をテーマにした座談会形式によるブックガイド的な本 8つの文学賞を取り上げ、それぞれの賞につき、3作品をあげて座談会をしている。 全ての座談会について都甲がホストで、他に文学研究者、翻訳者、小説家、書評家など2名がメンバーになっている。 対…
中国で発見された恐竜ないし中国での恐竜発見エピソードについて書かれた本 元は、講談社ブルーバックスのwebでの連載だった。これに大幅に加筆修正を加えたものと書かれている。この連載、当時読んでいたが、これかなり書き下ろしも多いのではないか、とい…