2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

偶然性と倫理?

偶然性に耐えること、は本当に倫理的なのか ということを、以前ふと考えた。 偶然性に耐えられず、何かに依存してしまうこと、と比べれば、よっぽど倫理的なのは確かなのだが 偶然性は偶然性で、人を傷付ける可能性をあるのではないか。 自分が自分であるこ…

『哲学の最前線―ハーバードより愛をこめて』冨田恭彦

アメリカ分析哲学について、小説形式でつづられた、入門書。 アメリカの方の哲学ってまだあまり知らないので、ちょうどよい内容だった。 小説形式なのも、まあご愛敬ってところか(^^; 入門書を対話形式にするのは、読みやすくなるのでよいと思う(野矢茂…

『近代科学の誕生』バターフィールド

16から17世紀にかけての科学史。 力学、天文学、医学、化学、生物学、そして科学と社会・文学との関係がトピックとして出てくる。 これを読むと、クーンのパラダイムが、何で各々共訳不可能なのかが分かる。 科学革命というのは、新しい事実の発見なので…

自分の見取り図のようなものを作った

思考概観 今、自分を捉えている問題意識について、整理してみた。 そして、それに関連する、今まで書いたblogの記事へのリンク。

InterCommunicationVol.56(購入後)

貨幣・法人・バザール(岩井克人・安冨歩・鈴木健・東浩紀) 貨幣論とか経済学とかよく分からないので、「へぇそうなんだ」と楽しみました。 でも、難しい、よくわからないことが多い……。 岩井「貨幣論」 本人による「貨幣論」要約! まず、「価値形態論」と…

ジェンダーフリーバトン

成城トランスカレッジでジェンフリバトンなるものを見つけた。 僕は、このジェンフリバトンなるものが生まれるに至った過程については全く知らなくて、また、フェミニズム・ジェンダーといった問題系にもあまり興味がありません。 (僕は、政治に興味がない…

mixiユーザは是非やってみて、超おもしろいから

mixiやってない人には、ごめんなさい マイミクの1人から教えてもらったこんなソフト mixiGraph http://www.fmp.jp/~sugimoto/mixiGraph/ なんか、すごい楽しいですw 引っ張り合ってうようよ動いているさまが、見てて飽きないんですが やっていると、色々な…

ハックスリー『すばらしい新世界』

ザ・環境管理型権力!wもしくは生権力!ww まず、話としては、 前半が読みにくい。主人公が一人ではなく何人かいるので、視点が多く、その視点変更が最初読みにくい。それと、設定の説明っぽい文章が多いし。 ただ、そのあたりを越えると、一気にすらすら読…

衛藤ヒロユキ『衛星ウサギテレビ』

衛藤ヒロユキの新作、ガンガンで連載開始。 絵柄がかなり変わってきたけど、決して悪くなってない。 男の子がやる気になるもの、それはヒーロー(戦争)、ギター(音楽)、女の子なんだ、きっと。 (西島大介もやっぱ同じで。女の子があんまり出てこないのが…

欲しいと思うものは誰かが作ってるもんだ

GoogleNotebook http://kengo.preston-net.com/archives/002615.shtml iEDIT http://www.vector.co.jp/vpack/browse/pickup/pw5/pw005116.html 自分の頭の中の思考や、あるいは本で得た知識などを、すっきりと整理したい、というのは常々考えていることで 自…

38年名無し

http://news.google.co.jp/nwshp?tab=wn&ned=jp&ncl=http://www.sankei.co.jp/news/060516/sha039.htm&hl=ja フタバスズキリュウは、発見から38年間、新種として断定はされていなかったらしい。 つけられた学名は「フタバサウルス・スズキイ」 学名がつけ…

記憶・共有

少し前の先輩とのメッセ 『心の起源』という本をパラパラと再読 「InterCommunication」No.56の「貨幣・法人・バザール」「コミュニケーションの連鎖としての組織と社会」を読んで 心が生まれることにとって記憶が重要 記憶の誕生→時空・論理などが生まれる…

ちょっと怖い話

とあるかぞくがのこしたblog 俺は最近知ったけど、1年くらい前からあったみたいなので、知ってる人はもう知ってるかも。 自分が気をつけていても、人からばれる、ということを考えると、正直いい気分はしない、確かに。 まあ、個人webサイトならまだしも、…

『検証・若者の変貌』第2章音楽生活について

ゼミ、とか言われてもなんかまだピンと来ませんが、社会学のゼミを一つとっています。 今そのゼミでは、『検証・若者の変貌』という本を読んでいるのですが、 今日は、その第2章音楽生活について。 ジャンルの細分化が進んでいるようだが、では平準化もまた…

『可能世界の哲学』三浦俊彦

様相論理学の可能世界論についての入門書 入門書なので、様相論理学や可能世界論について何も知らなくても読める。が、多少興味がないと手に取りにくいかも(^^; だけど、とても面白い本。 分析哲学、論理学 哲学と言っても色々あるわけで、もちろんこの…

ホフナイト@新宿OTO

mixiのホフディランコミュで告知されていたのを見て、行ってきました 感想を一言で言うと、とてもよかった 5時半くらいに入って、まだホフはかかっていなかったけど、ゆらゆら揺れる。 完全に一人でこういうとこ来るのは初めてで、何というか話し相手がいな…

祝開通!

今日、自宅にネットが開通しましたよ! Bフレッツですよ! もうこれからは、この日記書くにもわざわざ学校いったりしなくていいんですよ! 引きこもりへの道まっしぐらですよ?! あともうひとつ ジャンベ買いました 野外で叩きたいなあと思いながらも、なん…

初・東京ビッグサイト

コミティア行って来た 友達が行くと言ってたので、一緒についていっただけで、特に目当てがあったわけではなかったのだけれど、2つ収穫(?)が。 一つは『赤い牙』 錚々たるメンバーが揃っててやばい 弐瓶勉、真鍋昌平、小田扉、カサハラテツロー、安倍吉…

中原昌也『名もなき孤児たちの墓』

中原だから、特に感想を書きようもないけれど、なんとなく読んでしまう というか、タイトルのかっこよさにひかれる。 ところどころに、訳もなく惹かれるかっこいい部分がある。 表題作「名もなき孤児たちの墓」の後半部分、「美容室ペッサ」の最後の段落が気…