『フィルカルvol.5 no.1』

全部は読んでなくて、一部読んだので、読んだとこだけメモ


2019フィルカルリーディングズ

気になる本が増えますね

特集1 いけばなの美学

座談会だけ読んだ
全然知らない世界なので、へーっと

ポピュラー哲学の現在

前回も読んだので今回も

特別連載 ウソツキ論理学 哲学的論理学入門第1回 矢田部俊介

今度出る予定の本の導入部分の抜粋、らしいです

特集2 学問と勉強のジェンダー・ギャップ

谷川さんと酒井さんのを読んだ
酒井さんが報告している件は、以前twitterで少し見ていた

特集3 「ELSI」というビッグウェーブ

長門さんのだけさらっと見た

分析系ニーチェ研究の招待 大戸雄真

そのタイトル通り
馴染みのないところなので、基本的なところから説明があって勉強になった

メアリー・ミッジリー:人間本性と想像力の哲学者 イシュトン・ゾルタン・ザルダイ(木下頌子訳)

全然知らなかったのだけど、エリザベス・アンスコム、フィリッパ・フット、アイリス・マードック、メアリー・ミッジリー、メアリー・ワーノックという、オックスフォードに同時期に5人の女性哲学者がいた、と
この5人は、いずれも同じようなトピックに関心を持ち、親しい関係でもあったので、哲学グループを形成していたのではないか、という風にこの5人を捉えるプロジェクトが発足し、その一環で書かれた文章
ミッジリーは、59歳の時に最初の著作を書いており、『獣と人間』で、人間の悪いところを「獣的」と称するような誤解を解く本だという。
動物行動学の学位も持っていたらしい。
これと相前後して、 動物の美的価値 : 擬人化と人間中心主義の関係から 青田麻未を読んでたら、ミッジリーへの言及があったので、これも読んだ

ワークショップ「描写の哲学研究会」

これが一番の目当てだったところある。
各発表については、3人それぞれのブログで確認していたが、質疑応答などの様子も報告されており、助かる
ほんとは行きたかったけど、確かこの日は風邪か何がで行けなかった……

美学相談室 第1回

ナンバさんが連載始めとる

源河亨『悲しい曲の何が悲しいのか』書評 木下頌子

鬼界彰夫ウィトゲンシュタイン 思考の生成原理』書評 菅崎香乃

書評内容の詳細は省くが、いずれも読みたいと思っている本なので参考になった