『ディアスポラ』

Googleがハロウィン仕様になってますね
あと、火星が接近してますね
どちらのイベントもスルーして過ごしました
最近S.A.Cを見始めてタチコマ萌えだったり、蟲師のアニメはすごいなぁと思ったりしてます
で、さっき『ディアスポラ』読み終えました

ディアスポラ

グレッグ・イーガンの長編SF
彼の長編を読むのは初めて
SF好きとか言いつつ、まともにハードSFを読むのも実は初めてだったり
物語は30世紀から始まり、終わる頃にはもうほとんど時空を超越しかけてる、という壮大なスケールで展開される
正直、作中で展開されている議論のほとんどは理解することが出来なかった
(解説などでは、1章が一番理解し難いといわれているけれど、むしろその後に出てくる物理学の方が難しかった)
しかし、そこはなんとなくアウトラインさえつかめれば、話を見失うことはないように出来ている
オーランドやヤチマの最後のくだりには、感動を覚えることも出来る
……なんかこう、議論の難解さや5次元空間の描写やスケールの壮大さなどに圧倒されて、ちょっとうまくレビューできません
そんな作品の中でも、個人のアイデンティティがテーマになっていることに感動、したのかもしれない

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)