2017年の本・映画

今年読んだ本や見た映画の中から、年末の振り返りということで、これが面白かったなーというのをいくつか選んでみた
今年最後の更新です
今年もこのブログに付き合ってくださりありがとうございます。来年もよろしくお願いします。

『フィルカルvol.2no.2』

『フィルカルVol.2No.2』 - logical cypher scape
自分が投稿した論文が載っているので!
分析美学(ウォルトンのメイクビリーブ理論)を用いてオタク文化的現象・作品を論ずる、というものが自分のものを含めて2本並んでいる、というなかなか凄い仕立ての雑誌なので、こういう界隈(?)に広く読まれてほしい

生物学

生命、エネルギー、進化

生命、エネルギー、進化

ニック・レーン『生命、エネルギー、進化』 - logical cypher scape
生命の起源について、エネルギー代謝から迫る

批評・文化論

21世紀のアニメーションがわかる本

21世紀のアニメーションがわかる本

個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論

個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論

土居伸彰『21世紀のアニメーションがわかる本』 - logical cypher scape
土居伸彰『個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメ論』 - logical cypher scape
こちらは2冊で1セットみたいな感じもあるけど、とりあえず前者は読みやすいし、作品ガイドブック的にもなっている。
後者も別に読みにくいわけではなく、むしろ読みやすい本であり、より「評論・研究」っていう文章を読みたければこっちの方がよい。

小説

前者2つはライトノベルのシリーズで、『アルデラミン』は昨年アニメを見たので、今年原作も読んだもの。アニメも非常によかったし、原作もよい。今年に入っても新刊が出ており、終盤に差し掛かっている(自分はまだ最新の13巻は読めてないが)。
宇野朴人『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』1〜11 - logical cypher scape
宇野朴人『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』12 - logical cypher scape
オキシタケヒコ『筺底のエルピス5-迷い子たちの一歩-』 - logical cypher scapeは以前から読んでいたシリーズの最新刊。
月村了衛『機龍警察狼眼殺手』 - logical cypher scapeは、同シリーズの最新刊


今年は、海外SFではイーガンの直交三部作とロビンスンのマーズ三部作を読んで、これが結構時間がかかったかな。いずれも面白い作品ではあったけど、あまりに長いしハードなので、チョイスから外した
グレッグ・イーガン『クロックワーク・ロケット』 - logical cypher scape(これ読んだのは2016年)
グレッグ・イーガン『エターナル・フレイム』 - logical cypher scape
グレッグ・イーガン『アロウズ・オブ・タイム』 - logical cypher scape
キム・スタンリー・ロビンスン『レッド・マーズ』上下 - logical cypher scape
キム・スタンリー・ロビンスン『グリーン・マーズ』上下 - logical cypher scape
キム・スタンリー・ロビンスン『ブルー・マーズ』上下 - logical cypher scape