『milsil 2025年12月号』

細胞の不思議な力、オートファジー 水島 昇

オートファジー特集になっていて、いくつも記事があったが、最初の記事だけざっと見た。
オートファゴソームというのが不要物を取り囲み、そこにリソソームがくっついて分解する
基礎知識なんだろうけど、よくわかってなかった、このあたり
オートファジーとリソソーム
飢餓の時、あるいは細胞内を整理する時に生じる。前者は何でも分解するが、後者は選択的
オートファゴソームが丸くなる仕組みとか、リソソームがどうやってタイミングを検知してオートファゴソームにくっ付くのかとか、まだわかっていないことも多いとか。

特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」に寄せて 進化の歴史を絶滅に学ぶ 矢部 淳

筆者の専門が植物なので、植物の観点から
地上の記録は断片的でわかることが少ないらしいが、ペルム紀末も白亜紀末もどちらも植物への影響があったことがわかっている、と。
デボン期末は、噴火の影響もあるが、史上初めて地上に森ができて、それにより土壌が生まれ、それが海洋に流出してきたことで発生した絶滅らしい。
生物による大規模な環境破壊というと、光合成による酸化がよく言われるけれど、土壌の発生もそうかー、っていうか、デボン紀末の大絶滅ってそうだったのか!