モーグルW杯モスクワ大会

たざわ湖大会

前回のたざわ湖大会についての記事
【男女モーグル】原大智、表彰台目前。 新たな流れ、ドラマのあったW杯秋田たざわ湖大会(ブラボー!!モーグル)
ラフォンの初優勝とウィルソンの復帰

男子の優勝は、絶対王者ミックことミカエル・キングスベリー(カナダ)を振り切ったブラッドリー・ウィルソン(アメリカ)。ミックですら23秒台で滑るコースで、ただひとり決勝で21秒台を連発。圧巻のスピードで、他を圧倒した。


モスクワについても書いてある

会場は、ロシア・モスクワ。なんとスタジアムの特設バーンでの開催になるのだ。コース長は150m程度、エア台は1つという特別ルールになるという。

モスクワ大会

Moscow dual moguls to close out 2015/16 season - FIS-SKI
http://www.fis-ski.com/mm/Photo/Photo/General/08/32/27/83227_G08_W01.jpg
この記事に、モスクワ大会のコースの写真がのっているが、これスキー場ではなくて、鉄骨組んで作った人工のコースである。

https://pbs.twimg.com/media/Cco0ehiW8AANYes.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Ccx8K9YUYAAUiH0.jpg
伊藤姉妹のツイートをみると、裏側がどんなだったかが少しわかる。ロシアすごいな。
Laffont and Kingsbury close out 2015/16 with wins in Moscow - FIS-SKI
終戦はデュアルモーグル
男子は、前回のたざわ湖大会でシーズン総合優勝を決めていたキングスベリーがそのまま優勝
女子は、ラフォンが2度目の優勝を果たした。
そして、ジャスティンとクロエ、姉妹の間で争われていた総合優勝は、クロエのものとなった。

  • 男子

1 KINGSBURY Mikael 1992 CAN
2 CAVET Benjamin 1994 FRA
3 MARQUIS Philippe 1989 CAN
4 COTA Jeremy 1988 USA
5 WALCZYK Dylan 1993 USA
6 PAVLENKO Aleksey 1995 RUS
World Cup - Men's Dual Moguls OFFICIAL RESULTS 05.03.2016

日本勢は、四方が18位。それ以外の選手は出場していなかった模様

  • 女子

1 LAFFONT Perrine 1998 FRA
2 NAUDE Andi 1996 CAN
3 WESSEL Hedvig 1995 NOR
4 KARIOTIS Ali 1995 USA
5 PERTAKHIYA Marika 1992 RUS
6 RAKHIMOVA Regina 1989 RUS
World Cup - Ladies' Dual Moguls OFFICIAL RESULTS 05.03.2016

伊藤さつきが14位、伊藤みきが19位

  • 総合男子

1 ミカエル・キングスベリーKINGSBURY Mikael CAN
2 マット・グラハムGRAHAM Matt AUS
3 ベンジャミン・カヴェCAVET Benjamin FRA
4 フィリップ・マーキMARQUIS Philippe CAN
5 ジミ・サロネンSALONEN Jimi FIN
6 アレクサンダー・スミシュレアエフSMYSHLYAEV Alexandr RUS
7 ドミトリー・ライハルドREIHERD Dmitriy KAZ
8 原大智HARA Daichi JPN
9 アンソニー・ベナBENNA Anthony FRA
10 WALCZYK Dylan USA
FIS FREESTYLE SKI WORLD CUP 2016 DISCIPLINE STANDINGS MEN'S MOGULS

まあ、総合順位なので当たり前だけど、上位の常連選手が並んだ。
そこに18歳の日本選手の原がいるというのはなかなか頼もしい
アメリカのWALCZYKって名前知らなかったが、数年前から出場しているみたいで、じわじわと順位をあげてきた選手のようだ。
遠藤は14位。ディアバレーで肩を骨折したために、たざわ湖とモスクワに出場できなかった。
堀島20位、四方22位、四方は男子日本選手の中で唯一全大会に出場した
西29位。西もカルガリーで靱帯断裂してしまったために、それ以降の大会に出場できなかった。
渡辺38位、吉川42位、藤木44位、杉本50位。藤木と杉本はたざわ湖のみの出場である。
こう見てるとやっぱり日本選手多いな。カナダ、アメリカ、日本は9人出場してる。ロシアが6人、フランスが5人。

  • 総合女子

1 クロエ・デュフォーラポイントDUFOUR-LAPOINTE Chloe CAN
2 ジャスティン・デュフォーラポイントDUFOUR-LAPOINTE Justine CAN
3 ペリーヌ・ラフォンLAFFONT Perrine FRA
4 ユリア・ガリシェワGALYSHEVA Yulia KAZ
5 アンディ・ヌードNAUDE Andi CAN
6 オードリー・ロビショーROBICHAUD Audrey CAN
7 マキシム・デュフォーラポイントDUFOUR-LAPOINTE Maxime CAN
8 ミカエラ・マシューMATTHEWS Mikaela USA
9 デボラ・スカンツィオSCANZIO Deborah SUI
10 レギナ・ラヒモワRAKHIMOVA Regina RUS
FIS FREESTYLE SKI WORLD CUP 2016 DISCIPLINE STANDINGS LADIES' MOGULS

女子はやっぱりカナダが強いな、というかデュフォーラポイント姉妹が。
今まで、三姉妹の中ではジャスティンが一番強かったけれども、今シーズンは後半から調子を崩しており、コンスタントに成績を残したクロエが逆転で総合優勝を果たした形に。スコアも、494と471となかなかの僅差
そして、3位にはラフォンが。次期女王最有力候補間違いなし。
伊藤さつきが18位、伊藤みきが22位、冨高が24位、岩本が28位、住吉が30位、星野が31位、畑田が34位
各地を転戦していたのは伊藤姉妹だけで、他の選手は大体、ルカとたざわ湖だけだったっぽい
あと、ちょっと知らなかったのだが、星野もカルガリーで怪我して離脱していたようだ。