モーグルW杯ディアバレー大会

2月4日にシングル、6日にデュアルが行われた。
女子はジャスティン・デュフォーラポイントがどちらも優勝したが、男子はマット・グラハム、アンソニー・ベナがそれぞれ優勝して、ミカエル・キングスベリーを破った。アメリカ勢の復活とはならなかったが、北欧勢がもしかして今後巻き返しなるかもしれない展開?

シングル

  • 男子

1 GRAHAM Matt 1994 AUS 84.83
2 KINGSBURY Mikael 1992 CAN 82.75
3 FJALLSTROM Ludvig 1993 SWE 81.41
4 SALONEN Jimi 1994 FIN 81.38
5 ENDO Sho 1990 JPN 80.13
6 PAVLENKO Aleksey 1995 RUS 78.56
World Cup - Men's Moguls OFFICIAL RESULTS 04.02.2016

スウェーデンのFJALLSTROM、フィンランドサロネンがスーパーファイナル進出と北欧勢が姿を現してきたか、と
遠藤もスーパーファイナル進出
原は予選突破するも、15位となった
四方25位、吉川30位、堀島43位、渡辺45位

  • 女子

1 DUFOUR-LAPOINTE Justine 1994 CAN 77.80
2 GALYSHEVA Yulia 1992 KAZ 77.75
3 DUFOUR-LAPOINTE Chloe 1991 CAN 77.11
4 DUFOUR-LAPOINTE Maxime 1989 CAN 74.46
5 PERTAKHIYA Marika 1992 RUS 73.05
6 KAUF Jaelin 1996 USA 69.84
World Cup - Ladies' Moguls OFFICIAL RESULTS 04.02.2016

カザフスタンガリシェワが、かろうじてデュフォーラポイント三姉妹の牙城を崩した格好か
それよりも注目は、アメリカのカウフがスーパーファイナルに進出したことだろう。
今季ワールドカップデビューの新人だ。
男子の方だと、アメリカは出場選手も決して多くないし、上位にもいないが、女子だと出場選手全38名のうち10名ほどをアメリカが占めた。カウフも96年生まれと若い方だが、さらに2000年生まれの選手が2人ほど出場している。
今季、一番若い選手は、フランスのラフォンで98年生まれだったので、アメリカがかなり新世代をがっと送り込んできた感じがある。ちなみに、ラフォンは9位だった。

デュアル

  • 男子

1 BENNA Anthony 1987 FRA
2 SALONEN Jimi 1994 FIN
3 REIHERD Dmitriy 1989 KAZ
4 KOLMAKOV Pavel 1996 KAZ
5 KINGSBURY Mikael 1992 CAN
6 CAVET Benjamin 1994 FRA
7 ROWLEY Thomas 1994 USA
8 THEOCHARIS Sacha 1990 FRA
9 GRAHAM Matt 1994 AUS
10 SHIKATA Motoki 1993 JPN
World Cup - Men's Dual Moguls OFFICIAL RESULTS 06.02.2016

リザルトを見て思わず「まじ?」って声に出して言ってしまった
まあ、デュアルというのは番狂わせが起こりやすいといえば起こりやすい種目であるけれど、今季絶好調のキングズベリーが5位となった。
アンソニー・ベナとジミ・サロネンが決勝
3位決定戦は、まさかのカザフスタン対決
日本の四方が10位となった。
決勝進出者のうち、フランスが3人、カザフスタンが2人、一方でアメリカは1人。やはり、アメリ復活の日はまだ遠いか。
原は15位、吉川は26位、堀島は29位、遠藤はDNS、渡辺はDNF

  • 女子

1 DUFOUR-LAPOINTE Justine 1994 CAN
2 GALYSHEVA Yulia 1992 KAZ
3 KAUF Jaelin 1996 USA
4 MATTHEWS Mikaela 1991 USA
5 PERTAKHIYA Marika 1992 RUS
6 ROBICHAUD Audrey 1988 CAN
7 SCANZIO Deborah 1986 SUI
8 GAGNON Alex-Anne 1995 CAN
9 DUFOUR-LAPOINTE Maxime 1989 CAN
10 NAUDE Andi 1996 CAN
World Cup - Ladies' Dual Moguls OFFICIAL RESULTS 06.02.2016

女子は相変わらず、カナダ圧勝状態
シングルで6位のカウフがデュアルでは表彰台に