モーグルW杯ディアバレー大会
ブラボースキーの、ディアバレー大会についての記事があがっていた。
【男女モーグル】いよいよW杯たざわ湖大会へ 地元での日本チームは表彰台確率が高い! : コラム | J SPORTS
シングルについては、「超完璧なターンを披露したマット・グラハム(オーストラリア)に届かず。ターン点の差が2.4もあり、「力負け」のようにも見えた。」
デュアルについては、「第一エアで先行したジミ・サロネン(フィンランド)に王者がなかなか追いつけない。最後にはなんとか差し切ったが、有利なはずのエアで負け。ほぼミスのなかったミックがやぶれるという、ここ数年見なかった光景となった。」
キングスベリーがシングルでもデュアルでも破れたが、どちらもノーミスながら、グラハムとサロネンにそれぞれ負けたらしい。今まで、ノーミスのキングスベリーには誰にも敵わないという差があったが、上位選手の中には、キングスベリーと実力が拮抗してきた者も出てきたようだ。
モーグルW杯たざわ湖大会
2月27・28日にたざわ湖でモーグルW杯が行われた。
28日はデュアルモーグル。
27日
Laffont and Wilson triumph in first competition in Japan - FIS-SKI
- 男子
1 WILSON Bradley 1992 USA 86.14
2 KINGSBURY Mikael 1992 CAN 86.09
3 GRAHAM Matt 1994 AUS 83.05
4 HARA Daichi 1997 JPN 82.49
5 MARQUIS Philippe 1989 CAN 82.18
6 SMYSHLYAEV Alexandr 1987 RUS 81.18
World Cup - Men's Moguls OFFICIAL RESULTS 27.02.2016
ディアバレーに引き続き、キングスベリーが敗れ、アメリカのウィルソンが復帰を果たした
今年、コンスタントにファイナル進出を続けている原は自己最高記録の4位に。
日本勢は藤木18位、四方19位、杉本28位、渡辺31位、吉川34位
藤木と杉本はワールドカップデビュー戦と思われる。
- 女子
1 LAFFONT Perrine 1998 FRA 78.91
2 DUFOUR-LAPOINTE Chloe 1991 CAN 78.06
3 ROBICHAUD Audrey 1988 CAN 77.83
4 RAKHIMOVA Regina 1989 RUS 77.58
5 NAUDE Andi 1996 CAN 74.96
6 DZIEMIAN Nessa 1994 USA 70.78
World Cup - Ladies' Moguls OFFICIAL RESULTS 27.02.2016
フランスのラフォンが初優勝
クロエ、ロビショーとカナダ勢が続くが、ジャスティンは15位と表彰台はおろか、スーパーファイナルへの進出もならなかった。田沢湖では、姉のクロエがジャスティンを上回った形で、総合成績は姉妹対決かという感じだが、総合ではまだジャスティンが1位のようだ
伊藤みき11位、岩本14位、冨高19位、伊藤さつき20位、住吉23位、畑田24位
冨高はルカ以来のワールドカップ出場、住吉、畑田はワールドカップデビュー戦の模様。冨高、住吉は2000年生まれの高校生のようだ。
28日デュアルモーグル
Scanzio and Kingsbury with big wins in Tazawako dual moguls - FIS-SKI
- 男子
1 KINGSBURY Mikael 1992 CAN
2 ROWLEY Thomas 1994 USA
3 CAVET Benjamin 1994 FRA
4 REIHERD Dmitriy 1989 KAZ
World Cup - Men's Dual Moguls OFFICIAL RESULTS 28.02.2016
キングスベリーは、20vs15で優勝
対するローリーは、昨年からワールドカップに参戦している新人
アメリカ弱体化していると言ったけれど、こうやって新人を上位に送り込んでくるから油断できない
3,4位にフランスのカヴェ、カザフのライハルドと上位常連が続くが、5位にウィルソン、6位にやはり新人のWARLCZYKとアメリカ勢が並んだ。
原10位、四方24位、杉本28位、渡辺36位、藤木37位
- 女子
1 SCANZIO Deborah 1986 SUI
2 ROBICHAUD Audrey 1988 CAN
3 DUFOUR-LAPOINTE Chloe 1991 CAN
4 GALYSHEVA Yulia 1992 KAZ
World Cup - Ladies' Dual Moguls OFFICIAL RESULTS 28.02.2016
スイスのデボラ・スカンツィオが初優勝
彼女はベテラン選手で、比較的よく上位で名前を見るけれど、今回が初優勝というか初表彰台。さらにいうと、スイス人選手が表彰台にあがるのも2008年以来だったらしい。
スイスというとスキー強そうなイメージがあるかもしれないが、フリースタイルスキーについて言えばその限りでもない。
ジャスティンが9位とデュアルでもいまいちな順位
伊藤さつき10、伊藤みき15位、住吉16位、畑田22位、冨高25位
ビッグエアW杯ボストン大会
今季は、モーグルしかチェックしていなくて、スキークロスもハーフパイプもスロープスタイルもチェックしていなかったんだけども
なんと、ビッグエアがワールドカップで開催されていた!
いつの間にか新種目に入っていたようで。
2月12日金曜日の夜に、ボストンで、記念すべき初のビッグエアワールドカップが行われていたようで。
- 男子
1 GAGNIER Vincent 1993 CAN 185.00
2 RAGETTLI Andri 1998 SUI 183.00
3 HUNZIKER Jonas 1994 SUI 176.80
4 WILLIAMS Mcrae 1990 USA 167.40
5 FINNE Klaus 1990 NOR 166.60
6 WELLS Josiah 1990 NZL 162.60
http://data.fis-ski.com/dynamic/results.html?sector=FS&raceid=8773
うーん、知ってる選手いないけど、みんなワールドカップのスロープスタイルに出場している選手ばかり
優勝のガニエ、日本語でWikipediaの記事があったヴィンセント・ガニエ - Wikipedia
KENWORTHYやCHRISTENSENも出場していた模様
日本人選手も2人ほど出場、高橋28位、佐々木30位
- 女子
1 ZIMMERMANN Lisa 1996 GER 173.20
2 DAHLSTROM Emma 1992 SWE 173.00
3 SJAASTAD CHRISTIANSEN Tiril 1995 NOR 160.80
4 BERTAGNA Silvia 1986 ITA 160.60
5 VOISIN Maggie 1998 USA 118.00
6 LOGAN Devin 1993 USA 108.20
World Cup - Ladies' Big Air OFFICIAL RESULTS 12.02.2016
スロープスタイルでもよく表彰台にのってたりするのを見かけるツィマーマンとダールストームが1位と2位
ローガンは、スロープスタイルとハーフパイプの両方に出場している。
ちなみに出場選手は全部で12人
ハーフパイプ
2月5日のパークシティ大会のダイジェスト動画があったのではっとく