心の哲学

サール「心・脳・プログラム」

9月から11月まで、週に1本論文を読んできて、ディスカッションするという授業を取っています。 他の週の授業はこちら 今回が最終回。 本当は、パトナムもやる予定だったのだが、先生の都合で中止に。 近々借りて読む予定だが、誰かが元の場所に戻さなか…

『マインズ・アイ』ホフスタッター、デネット編著

心の哲学の入門書として有名なこの一冊。 論文集かと思いきや、開いてみると思いの外、SF短編が多く収録されている。 その理由は、デネットの以下のような言葉から窺えるかもしれない。 科学のもつストーリーを生み出す能力は、単に周辺的であったり、教育上…

『現象学と二十一世紀の知』長滝祥司編著

現象学と分析哲学、現象学と認知科学、現象学と心理学、現象学と知覚論、現象学とロボティクス、現象学とフランス・ポストモダニズム、現象学とフェミニズム、現象学と社会科学、現象学と技術の哲学 現象学をそれ単体ではなく、様々な他の学との関わりの中に…

サール『志向性』

サールの心身問題の解決方法にはすごく納得する。 一方で、志向性という概念の有効性はどれくらいあるのか。 なんだかあまりにも万能に見えて、逆に不思議だった。 前半と最終章は、志向性の説明に当てられていて、それなりに読みやすい。 後半からは、言語…

サール『心・脳・科学』

サールの講演会を本にしたもの。 そのためか、非常に分かりやすい。平易な言葉で書かれており、また論理も明快である。 心身問題を軽やかに解決し、強いAI批判を行い、志向性についての哲学を披露し、それを社会科学や自由意志に関する議論へとつなげていく…

備忘録的に(新宮一成『ラカンの精神分析』矢田浩『鉄理論=地球と生命の奇跡』デネット『心はどこにあるのか』)

ラカンの精神分析 (講談社現代新書 1278)作者:新宮 一成講談社Amazon鉄理論=地球と生命の奇跡作者:矢田 浩講談社Amazon心はどこにあるのか (サイエンス・マスターズ 7)作者:ダニエル・C. デネット草思社Amazon1冊目は、ラカンの入門書 対象aというものにつ…