2008-12-03から1日間の記事一覧

今月の文芸誌他

『新潮12月号』 舞城王太郎「すっとこどっこいしょ。」 私立の中高一貫校に通う男子の、中学の修学旅行から高校までの、恋愛と友情を描いた作品。 なにこれ、舞城作品の紹介じゃないみたいだw うーん、いやほんと、さらさらっと読めるし、まあまあ面白い…

ギルバート・ライル『心の概念』

言うなれば、哲学に対するちゃぶ台返し、それが日常言語分析。 一冊まるごと、デカルト的心身二元論に対する批判。 世界は、「物的世界」と「心的世界」の2つに分かれていて、様々な「心的」と呼ばれる現象は「心的世界」で起こっている出来事である、とい…