津原泰水『ブラバン』(再読)

作者が2022年10月2日に亡くなったのを受けて、再読した。
受けて、というにはちょっと時間が経ちすぎた感じもするが。
追悼というのもなんか変な感じである。
再読したのは亡くなったことがきっかけだが、読んでいる最終は、この作者が最近亡くなったのだということは全く意識せずに、一気呵成に読んでいた。
やはり面白かったが、詳しい感想はすでに初読時に書いており、今回特に改めて書くことはないかも。
やはり、辻さんはいいなあ。
あと、エリートサラリーマン来生との再会シーン、なんか途轍もないよな
沖縄出身の少女、普天間純のエピソードの中で、子供の頃に海洋博があった旨の話があった。『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 短編コレクション1』 - logical cypher scape2で「面影と連れて(うむかじとぅちりてぃ)」を読んだばかりなので、目についた。

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