冲方丁『マルドゥック・アノニマス1』 - logical cypher scapeの続き
そして、3巻に続く感じ。
- 作者: 冲方丁,寺田克也
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/09/21
- メディア: 文庫
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「均一化」を目的とする謎の男ハンターが率いるチーム〈クインテット〉
2巻はほぼ全面的にクインテットを中心に、潜入したウフコックの視点で進行する。
この都市の5つの危険なやつ
ポン引き集団〈バトラーズ・イン・パレス〉
クスリを売りさばく〈ゴールドラッシュ・ブラザーズ〉(クック一家)
武器密売〈ルート44〉
悪徳警官メリル・ジレット
殺し屋集団〈スポーツマン〉
ハンターとクインテットは、彼らに潜り込み、都市に混乱を引き起こすとともに、エンハンサー同士のゲームを司る〈ファンド・マネージャー〉、そしてその背後にいる〈円卓〉の正体に迫ろうとする。
ウフコックは、ハンターの性質が自分とよく似ていると感じ始める。
そして、絶対に彼らを止めなければならないと決意を抱く。
しかし、クインテットは、チームから勢力へと規模を拡大していく。
2巻の最初の方にある、ウフコックとバロットとの食事シーンにぐっとくる。
そういえば、1巻も最初にウフコックとバロットのシーンがあったはず。
今年最後の更新かと思います。
今年もご愛顧いただきありがとうございました。
来年も本ブログをよろしくお願いいたします。