平昌五輪男女スロープスタイル

女子

金 サラ・ホフリン(SUI)
銀 マチルデ・グレモー(SUI)
銅 イサベル・アトキン(GBR)
PyeongChang Ski Slopestyle women - Olympic Freestyle Skiing

スイスのワンツーフィニッシュにイギリスが続いて、メダルを獲得した。
スイスやイギリスという、モーグルあたりでは全然出てこない国が、スロープスタイルでは強豪国だったりするのが面白い。同じフリースタイルスキーでも、種目によって当然ながら強豪国というのは違っている。
銀のグレモーは、1回目で88点を取って1位であったが、ホフリンが最後第3回目に91.20をとって逆転する結果となった。
とはいえ、グレモーはまだ18歳なので、今後も期待できるだろう。
日本人は予選・決勝ともに出場していないが、日系カナダ人のツボタが6位となっている。
スロープスタイルはあまり選手名を覚えていないのだが、ソチ五輪にも出場していた、ダールストローム、ローガン、ツボタあたりは名前を覚えていた。その中で、今回一番成績がよかったのもツボタ。というか、今、ソチの成績見直してみたら、ソチでも6位だったのか……
ホフリンの最終走は、テールグラブ720とスイッチダブル900
女子は、このスイッチダブルという技がメダル争いの決め手になっていた感じ。
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男子

金 オイステン・ブラーテン(NOR)
銀 ニック・ゲッパー(USA)
銅 アレックス・ボーリウマルシャン(CAN)
PyeongChang Ski Slopestyle men - Olympic Freestyle Skiing

ブラーテンが1回目で95.00という高得点を出し、その後、各選手がこの得点を追う展開となったが、結局、このままブラーテンが逃げ切った。
ソチ五輪の銅メダリスト・ゲッパーが銀メダルに
カナダのABMことボーリウマルシャンは、客席で、キングズベリーやギャノンが応援していた。


ブラーテンは、1440を最後2つのエアで2回連続で決めるという流れで金メダルを決めた。
最後の1440では、テールグラブを持ち替えてのWグラブも見せた。
ゲッパーは、2回目、3回目ともにあまりうまくいかずだったが、3回目にダブルコーク1260、ノーズグラブダブルコーク、トリプルコーク1440でミュートグラブからジャパンに持ち替えという一連の流れを見事成功させて、銀メダル
ABMは、3回ともミスなく滑り高い点数を決めたが、特に1440を決めた2回目のRunが90点越えで銅メダルに入った。オービット軸での900やトリプルコーク、さらに、720でのジャパンやトリプルコークのオクトなど、グラブが多彩で完成度も高い。
個人的には、4位のウッズがやっぱりかっこいいなーと思う。ソチの時もウッズの滑りが好きだった。ジブセクションでステイプルレールのテールタップするのがかっこいいし、1エアと3エアで2回トリプルコーク1440をしている。3エアがオクトグラブだったはず
5位、カナダのハーレは、1回目、2回目ともにクラッシュしてしまったが、3回目はノーミス。ジブセクションの流れがよく、エアでも1440を2つ決めている。
8位、ノルウェーのダールも1440を2回やってる
スイスのフンツィカー(10位)はグラブがよかったし、同じくスイスのアンブール(9位)はジブセクションがテクニカルで迫力あった。
スイスは、この2人に、ラゲットリも加えた3人を決勝に送り込んでおり、解説のごんちゃん曰く、最近チームとして強くなっているのだとか。なお、ラゲットリは昨シーズン、クワッドコークを成功させた選手
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