描写の哲学

ロバート・ステッカー『分析美学入門』

その名の通り、美学の入門書であり、複数のトピックについて基本的な議論が紹介され、各章末には練習問題と参考文献が付されている。 また訳注も充実しており、時に、いわゆる分析哲学における議論の進め方についての一般的な解説とでもいうべきようなものま…

エルンスト展

横浜美術館|Yokohama Museum of Art 土曜日に横浜美術館のエルンスト展に行ってきた。 しかし、その日はその後、アイマスライブに行ったものだから、エルンスト展の印象がかなり飛んでしまっているw まあそのことは予想済だったので、メモってあるものを転…

グッドマン『世界制作の方法』

訳者あとがきに従えば、グッドマン哲学は、「ヴァージョンの複数性」「非実在論」「根本的相対主義」ということになる。 ヴァージョン=世界である。 グッドマンは文字通り、世界は作られるものであり、そして多数の世界=ヴァージョンがあると考えている。…