哺乳類見てきた pic.twitter.com/M6CSQIBYLl
— シノハラユウキ (@sakstyle) 2019年5月25日
上野・国立科学博物館で開催されていた「大哺乳類展2」へ行ってきた
2というからには1があったわけだが、それは2010年と9年前にあったようだ。1にも行っていたような気になってて「この前行ったの9年も前だったか?」と驚いていたのだが、帰ってから調べてみたら、自分が以前行ったのは「大哺乳類」ではなく太古の哺乳類展 - logical cypher scape2であった……
入って早々、どーんとアフリカゾウの全身骨格があり、その真上にはシロナガスクジラの顎の骨が吊り下げられている。
これだけで「うお、すげー」ってなる
哺乳類は、生きている姿を知っていることもあって、骨格からその姿を復元することの難しさが改めてわかる
前半というか半分以上が、様々なロコモーションの解説にあてられており、面白い
蹠行性、指行性、蹄行性の違い、ウォーク、トロット、ギャロップなどの歩容の違いなどから始まる。
4つ足動物の歩容、難しいなあ
ライオンのかぎ爪、すげーなーとかゾウアザラシめちゃくちゃでかいとかアリクイってナックルウォークしてたの?! とか
ネコ科は背骨が弓なりになっているけれど、それ以外の動物はわりとまっすぐだなあとか(ネコ科はとにかく背骨をしならせて推力を出す)
ブラックバックの跳躍力がやばい。
イノシシは牙が左右に出ているのがかっこいい
鯨偶蹄目がずらっと並んでいるところで、仮面ライダー龍騎のインパラライダーを思い出してしまったw
真無盲腸目って何かと思ったらモグラの仲間か
ロコモーションの次は、「食べる」
鯨の顎の開閉を、骨にモーターつけて実際に動かして見せる展示があったのだけど、下あごが左右に開くとは
クジラのヒゲの展示もあって、実際こんななのかーとか
歯は、本当に色々なのがあったが、昆虫食は、歯がW形になっていて、上と下の歯がかみ合ってすりつぶすとかが面白かった
最後のゾーンは、生殖で、例えばオスの角とか子供の体色とかなのだが(イッカクの角が展示されていたのがよかった)、それ以外に陰茎、子宮、胎盤の展示があり、これもなかなかすごかった
胎盤もいくつか種類がって、中には、これはもはや「盤」ではなく「球」だなみたいなのもあった。
第2会場では、2018年に由比ガ浜に漂着したシロナガスクジラについて展示されており、胃の中にあったプラスチックの多さに改めて驚かされる。