片山博文展「Facts in Flatness」

まるでCGと見まがうような写真(グルスキー展)を見たあとに、まるで写真と見まがうようなCGを見てきた

片山博文は写真をパソコンに取り込み、イメージを数値へと変換させ、写真の姿を借りたコンピューターグラフィックス=「偽物の写真」を作り出します。片山の作品は、画素で構成されるペイント系ソフトではなくベクトルデータで構成されるドロー系ソフトを用いてデータ化されているところに、その最大の特徴があると言えます。点の集合体として成り立つ画像は、拡大を続けるとその画像を構成する画素(ドット)が姿を表すため、描かれたイメージとしての形を失っていきますが、片山が作り出す画像は全てがベクトルデータ、すなわち数式として存在しているため、どこまで拡大されてもその姿を失わずイメージとして存在し続けるのです。
http://imaonline.jp/ud/exhibition/51ad511f1e2ffa2d69000001

最初、ただの風景写真かと思った。
どういう作品かは、上のリンク先を見ればいくつか見れるけど、街中の何気ない風景をアップで切り取ったような感じのもの。
説明読み直して、「そうか、これCGなんだ」と思って見直すと、「ええ?」ってなった
元になる写真なしで作れるのかどうかはよく分からないけど、これで、地理人さんの架空のコンビニのロゴとか入れることができたら、「中村市は実在する!」みたいなことができて楽しいだろうなーと思ったりした。


検索してたら見つけたのだが

一枚だけ本物の写真があるそう。
https://twitter.com/ifukano/status/353448624115548160

全然わからん