いるーPのこと/『Connect』『potage lies』milk and poteto

UTAUの楽曲・動画制作者である、いるーPのことが滅茶苦茶好きで、いつかブログに書こうと思ってなかなか書けなかったので、今日書く。
とりあえず、大百科から概要を引用してみる

いるーPとは、主にUTAU・VOCALOIDを使用した楽曲、自作のアニメーションを制作するP(プロデューサー)の一人である。
「こんな曲でもUTAUの支援になれば」と題したオリジナル曲を主に投稿している。
主な使用音源は重音テト(UTAU)と巡音ルカ(VOCALOID2)。最近では他のUTAU音源も積極的に使用している。
動画は自作のGIFアニメ・ドット絵を使用しており、デフォルメされたキャラが特徴。
アングラ系VOCALOIDプロデューサーの特集動画であるVOCALOIDアンダーグラウンド・カタログ PART12にているーPの動画が紹介されたこともある。また、自身もUTAUプロデューサーの特集動画「UTAU・アンダーグラウンド・カタログ PART1」を発表している。
他にも時田トリビュートやテレパスミュージックに参加したり他の制作者とコラボしたりと活動の幅は広い。
いるーPとは (イルーピーとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

作詞作曲楽曲制作だけでなく、イラストも描くし、それをアニメにしていて、だから、いるーPの動画というのは音楽から映像まで全ているーPの手によるものなのである。
音楽と映像両方そのどちらもが素晴らしくて、まさにニコニコ動画で出てくるべくして出てきたクリエイターなんじゃないかなあと思っている。
どう素晴らしいのか、というのはもちろん百聞は一見に如かずなのだけれど、拙いながらも多少書いてみる。
といっても僕は音楽に疎いのでなかなかいるーPの曲を表現できることばがないのだけど、小気味よいリズムの上に浮遊感のあるメロディがのっかっていて、一気に世界に引き込まれていく。特に、テトさんが、「歌」を歌っているときもあれば、「楽器のように」歌っているときもあって、その声にゆらゆらと揺り動かされる。
そこに絡んでくるルカもいい。曲と、テト・ルカの声質がすごくよくマッチしているなあと思う。これ、ミクやリンじゃこういう空気感はたぶんでない。
そして、アニメーション。
以前、『アニメーションの映画学』という本を読んだのだが、そこでアニメーションの魅力として、線がうねうねと色々なものへと変化していくことというのが挙げられている。つまり、アニメーションというのは、物語とかそういうものの以前に、次々と動いて変化していくということが気持ちいいものなのだ。
いるーPのアニメには、そういうメタモルフォーゼ的な、アニメーションそのものの魅力がある。
音楽とアニメが相まって、音と絵のミニマルなリズムの中に包み込まれてしまう。それがいるーPの動画の魅力なのだ。
だが、何よりもいるーPについて書くべきことがあるとすれば、テトさん愛だ。
投稿者コメントに「こんな曲でもテトさんの支援になれば」とそえられているが、とにかくいるーPの描くテトさんはかわいくて、僕はそれでテトさんが好きになったくちである。
曲とテトさんの声がマッチしているということは、既に書いた通りだ。


しかし、こんな謎な解説を読むよりも、動画を見た方が早いので、僕の好きな曲をいくつか紹介。
D
曲、映像ともにいるーPの最高傑作。
テトさんの映像が右から左へとパンするなかで、メタモルフォーゼしていくシーンは何度見てもしびれる!
D
ドドドドの時に右下に出てくるテトさんかわいすぎ
D
これはピネの曲
印象的なサビが頭から離れないー
D
この曲も素敵
静かな感じなんだけど盛り上がってく



今日は、いるーPと佳世さんのサークル「milk and poteto」のCDと本がうちに届いたりして、これもCDを聞きながら書いている*1
佳世さんの描いてるUTAU3人娘がかわいくて、それからブログにもちらっと公開されているけど、いるーPのイラストがかっこいい


こんな記事でもいるーPの支援になれば……

*1:ちなみに、夏コミではなくボーマスの時に出たモノで、行けなかったので通販で頼んだ