GUNSLINGER GIRL

7巻まで読了
自分の女の子の好みは、王道の可愛いなので*1ヘンリエッタ可愛いな、ヘンリエッタ
っていうのが、主な感想です。
でも、トリエラの話には、ぐっときた。トリエラっていうか、ヒルシャーの過去話だけど。
ピノキオに倒されたときのトリエラもいいけどなー。「そのSIGで私を撃つな!」とかね。
スナイパーライフルや支援火器ぶんまわすリコも好き。ヘンリエッタの方がアクションあっていいと思うんだけど、P90ってデザインがあまり好みではないから。
ガンスリは、確かに批評精神のようなものをくすぐろうとする作品としても読めるけれど*2、今のところあまり思い付かない。むしろ、女の子に萌え、ガンに燃え、エピソードに泣く、という動物的受容をずっとしてたいな。
公社のメンバーの出身が多岐にわたっているのも面白い。軍警察、陸軍、海兵隊、スパイ、警察。出身によって性格付けが違うっていうのが、いい。
「CIAに軍のまねごとされちゃたまんねーなー」っていう『虐殺器官』のウィリアムズの態度なんかを思い出すと、このごちゃ混ぜ感が面白い。実際にこういうごちゃ混ぜな公安組織であるんだろーか。
公安9課くらいか。
ところで、社会福祉公社とSISIDEっていうのは、同じ組織の別名なのか別の組織で公社が偽名として使っているのか。多分後者なんだけど、途中までどっちかよく分からなかった。でも後者だとすると、作戦1課がなんで公社の中に設置されているのかよく分からない。
もしや、SISIDEの作戦2課と公社の作戦部が同じ組織の別名で、作戦2課=作戦部が、SISDEと公社に二重に所属している? んな馬鹿な。


7巻まで読んだけど、書影は2巻と3巻で。

GUNSLINGER GIRL 2 (電撃コミックス)

GUNSLINGER GIRL 2 (電撃コミックス)

GUNSLINGER GIRL 3 (電撃コミックス)

GUNSLINGER GIRL 3 (電撃コミックス)

やっぱり、ヘンリエッタ、リコ、トリエラだよなー。
眼鏡ッ子は嫌いじゃないけど、クラエス*3にはあまり萌えない。アンジェリカ*4に至ってはAUGだし*5。ペトラ*6や大人トリエラ*7も、まああまり好きではない。エピソードとしては好きだけど、表紙イラストとしてはね。
っていうか、なんでクラエスやペトラが2回表紙やってんだよ。ヘンリエッタにも表紙やらせろよ。


追記(070809)
作戦1課も、別にSISDEじゃなくて公社ですね。
疑問に思っているのは、公社の主たる設立目的が義体の運用にあるとしたら、義体の運用にあたる作戦2課をあまりよく思っていない作戦1課が公社の1部署として存在していること。あるいは、公安部の存在もやや謎。
義体の運用というのは、公社全体にとっては主たる業務ではなく、ごく一部なのだろうか。
だとすると、「社会福祉」というのは一体。萱野稔人的「再分配」のことなのか?!
そもそも公益法人の名のもとに、作戦1課や公安部を抱えるほどの予算や人員を獲得できるものなのか。もちろん公益法人は隠れ蓑とはいえ、公式にはそう名乗っている以上、予算とかを機密情報にすることはできないのではないだろうか。
ただ、国家の裏の仕事を、公益法人とはいえ、アウトソーシングしている形になっているのかなあ、と考えると面白い。他の、国家組織とは独立し行動可能だし、独立に行動できないといけないからこそ、作戦1課や公安部が存在しているのかな、とも思う。
やっぱりとても公安9課的だなあ。


作戦2課の人たちの前を想像するのが面白い。担当官はみんな分かっているが、それ以外の課員はあまりはっきりしないので。
元「ロシアのスパイ」らしいオリガは、でもデザートイーグルなんてごっつい銃を持っている。
プリシッラは、公安らしいんだけど、警察とかにいたんじゃないかなー。
アルフォンソは全く過去についての言及がないけど、SPだと思う。
で、さっぱり分からないのがフェッロ。
分からないと言えば、技術部の連中もよくわからない。技術部も含めて、公社のメンバーは何らかの政治的トラブルに巻き込まれたのを拾われたっぽいので気になる。


あと、銃だけ見ながら読んでたら、ピノッキオの武器庫の中に『EDEN』のエリヤが使ってた銃が置いてあるのを見つけた。てっきり遠藤のオリジナルデザインだと思っていたので、びっくりした。なんて銃なんだろーなー。
ほんとに特徴的で有名な銃以外は分からないなー。
ハンドガンとか特にそうだ。多分ヘッケラーという程度で、しかも時々Cz75と区別つかなくなる。

*1:多分

*2:そもそもそういう文脈でこの作品の名前を見聞きした気がする

*3:4,7巻表紙

*4:5巻表紙

*5:AUGのせいなのか

*6:6巻表紙

*7:7巻表紙