『日経サイエンス2016年12月号』

もうちょっと読んでから、感想記事まとめようと思っていたのだけど、なかなか読めなかったので、とりあえず以前twitterに投げたコメントを拾い集めておく

シン・ゴジラの科学

ゴジラvsダイオウイカ、待ったなし https://pic.twitter.com/BTBISzNIPZ
シン・ゴジラの科学わりと面白かったけど、たんぽぽ計画もってきて記事をしめるのはやりすぎではww
ゴジリウム、ゴジリン、ゴジリオン(新元素の名前候補)
長沼先生がゴジラの細胞膜についてがんがん仮説立ててて面白い(放射性物質を膜でこしとって熱源とし、その温度差を利用して発電するバイオ原子力電池→その電気を利用して細胞膜の微小空間内で核融合
尾頭課長補佐の笑顔を返せ(松本准教授が、長寿命の核種が残っている可能性を指摘)
ゴジラはウナギだった?!(ゴジラの行動がウナギの遡上に似ているという話。ウナギがお堀にいるなんて知らなかった)


解析図折り紙の展開図がー

人新世

日経サイエンスの人新世特集、まだ最初の記事だけをちらっと読んだところなんだけど。地質年代の「世」の定義がどういうものか知らないのでなんとも言えないけど、人類の活動が地層に痕跡残すのは分かるとして、それが世って言えるほど長いのかってのは気になる。
完新世ですら1万年しかないのに、さらに時代区切っちゃったら短すぎたりしないの? 長さは関係ないの、大丈夫? って素人的には思ってしまう


地質学的な特集なのかと思ったら、地質学の話は一つ目だけであとは環境問題とか人口問題とか格差問題とかの記事だった
最後がゲノム編集の記事
生殖細胞への遺伝子操作が「一線」になるとして、わりとやりたがっている派の科学者のコメントを中心に記事が書かれている。法的・倫理的にまずいのではという考えもありつつも、技術的に可能だから、遅かれ早かれその時は来るだろう、と。精子をターゲットとした不妊治療から始まるのではないか、と。


「ゲノム編集」初の人体応用 中国で肺がん患者に :日本経済新聞

【ワシントン=川合智之】英科学誌ネイチャー(電子版)は15日、中国・四川大学の研究グループが生物の遺伝子を自在に改変する「ゲノム編集」技術を初めて人間の患者に適用したと報じた。ゲノム編集は将来の治療への応用が期待されるが、人体への応用は始まっていなかった。
(中略)
一方、昨年4月には中国の別の研究チームがヒト受精卵でゲノム編集を実施したと発表、子供に副作用が遺伝する生命倫理上の問題があると論争になった。

これ、この記事の最後に載ってた奴かな。「中国の研究グループが、HIV感染症への抵抗性を確立するためにヒト胚(胎児になることはできない)のゲノム編集を試みたという。(p.96)」
CRISPRって何なのか、何かで読んでおきたいとは思いつつ