『龍血一滴』第一号

昨日の冬コミで買ってきた、機龍警察合同誌
アツイ!
インタビュー1本+設定考察4本+二次創作小説5本

早く『ノワール』見ないとなーというのと
出版を巡る状況は厳しいって前も何かで言ってたなーって

  • 機龍警察・読後雑感 アイダカズキ

機甲兵装と龍機兵についての考察
主に兵器としての能力について

  • 応答関数の魔導師 伊藤ベク

これと同じようなことをtwitterでも書いていたのを見たなあと思いながら
現代の兵器が「ドンガラ(メカニカル)よりアンコ(制御・情報処理システム)」になっているという情勢を踏まえた上で、制御工学をやっていたという設定の鈴石緑について

  • 〈敵〉というレトリック――現代政治経済史との〈相似〉から読む 竹花

『機龍警察』における〈敵〉とは一体何なのか
新自由主義がもたらした腐敗官僚と兵器ビジネスによる搾取スキームにその姿を読む
これ面白かった

  • SIPD WORLD MAP @hms_Ulysees

機龍警察の世界において、各国は一体どのようになっているのかをまとめたもの。
さらっと触れられている程度の記述も拾ってまとめている。
その結果として、機甲兵装というものが現代における小火器と近い立ち位置にいると述べている。

  • 加温中 河瀬羽槻

ライザと緑が有楽町線を寝過ごしてしまうお話。
ライザと緑が少し近付く話。

  • 痩せ犬四編 @at_akada_PD

akadaさんのユーリ萌えが痛いほど伝わってくる、ある意味で今回の収録作の中で一番やばい作品。
ゾロトフがユーリを自分の「ダーチャ」に誘う、原作にもあるエピソードをゾロトフ視点で描いた話
ユーリが潜入捜査中の時に、ゾロトフがユーリといちゃいちゃしようとする話
『暗黒市場』が終わった後のユーリと由起谷のちょっといい感じの話
と、ここまではいい
4本目、タイトルが「姿がユーリをペロペロするだけ」ってなって意味が分からないが、内容が全くタイトルそのままになって益々意味が分からない。これ、電車の中で読んじゃったんだけどどうしてくれるのw

  • 機龍警察 設立異聞 エム・ア・スーロフ

沖津にまんまとはめられちゃった、警備部の佐野さんの話。
沖津がまだ外務官僚である頃の話で、狛江事件と同時進行で起きていた別の事件があったという二次創作。
こういうのありそう

  • 螺子回し ナガト

『自爆条項』の最後で、外事の曽我部が沖津に対して見せたカードを一体どこで手に入れたのかという話。
特捜部メンバーは誰も出てなくて、外事の警察官がパリに行くというものだけど、雰囲気がちゃんと機龍警察だし、自爆条項での出来事との絡みもある。

  • I/O koheimaniax

もし、イーファ・オドネルが実は生きてて、新型の機甲兵装に乗せられてたら
がっつり中編小説になってる。
さすがフォン・コーポレーション汚い
ライザと緑とイーファがすごいハッピーエンドになっていてなかなか