2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『日経サイエンス7月号』『Newton7月号』

とりあえず、何読んだかだけメモ 日経サイエンス 特集:脳地図革命 | 日経サイエンス 脳の実相に迫る | 日経サイエンス 脳の遺伝子アトラス | 日経サイエンス 脳の計測は、ナノテクな話で、神経細胞レベルで測定する的な話。ニューロンにセンサーつけたり、…

グレアム・プリースト『論理学』

岩波の「1冊でわかる」シリーズの奴。再読。一冊丸々じゃなくて、8割くらいの再読。 前半演繹、後半帰納。 神の存在証明の話とかちょくちょく出てくる 1 妥当性 2 真理関数 3 名前と量化表現 4 記述と存在 5 自己言及 6 必然性と可能性 7 条件文 8 …

植原亮『実在論と知識の自然化』

サブタイトルは、「自然種の一般理論とその応用」 自然種についての実在論の議論と認識論の自然化について書かれた博論の書籍化。 三部構成になっており、一部は自然種の一般理論、第二部はその応用で、生物種の存在論と人工物の存在論について、第三部は認…

八木沢敬『神から可能世界へ 分析哲学入門上級編』

分析哲学入門シリーズ、いよいよ上級編 八木沢敬『分析哲学入門』 - logical cypher scape 八木沢敬『意味・真理・存在 分析哲学入門中級編』 - logical cypher scape アンセルムスによる神の存在証明を分析哲学の観点から論ずるという形をとっており、帯や…

ラプラス『確率の哲学的試論』(内井惣七訳)

最近、科学哲学の本を読んでいて、やはり確率大事だなと思ったのと、戸田山『哲学入門』の参考文献で、訳者解説が確率の哲学入門となっていると紹介されていたので、読んだ。 ラプラスの書いた本編が160ページくらい、訳者解説が70ページくらいあるので、訳…

N.R.ハンソン『科学的発見のパターン』

ハンソンというと、観察の理論負荷性であり、この本でもそれについて扱っているわけだが、逆に言うとそれしか知らなかった。 科学哲学の入門書とか教科書とかを読めば、必ず名前が出てくるけれど、クワイン=デュエムのテーゼとクーンのパラダイム転換との間…

哲学書リスト

春秋社の現代哲学への招待シリーズ、はてどれくらい読んだのだろうかと気になったので、リストアップしてみることにした。 春秋社 現代哲学への招待 哲学者は何を考えているのか (現代哲学への招待Basics)作者: ジュリアンバジーニ,ジェレミースタンルーム,J…

アレックス・ローゼンバーグ『科学哲学』

科学哲学はやはり面白いなあ 科学哲学の面白さは、問題意識が哲学の中では比較的分かりやすい点にあるのではないか。 分析哲学の入門書を読むと、普通は、フレーゲの明けの明星と宵の明星がどうの、という話から始まる。あれは面白いけれど、最初に突然読ま…

H.バターフィールド『近代科学の誕生』

ちょっと再読 第一章 いきおいの理論 アリストテレスの理論から慣性理論のあいだに位置する、14世紀のいきおいの理論 アリストテレスは馬が引っ張るのをモデルに運動を考えてたけど、後世になると投射体で考えるようになる 第二章 コペルニクスと中世の伝統 …

『アイドルマスター2 The world is all one !!』

最終巻である5巻が最近でたばかりのアイマスコミカライズ作品 アイマスのコミカライズを今まで全然読んだことなかったのだけれど、この作品はとても評判がいいので試しに読んでみたら、実際にとても面白かった。アイドルマスター2 The world is all one!! 1…

『ビジュアルでわかる地球46億年史 地球創生から生命の進化、文明の誕生、そして現代まで』

洋泉社のムック本 地球誕生から人類誕生までのPart1と人類史のPart2で構成されている。 Part1を担当しているライターが土屋健だったこと、いくつかコラムが挿入されているのだけどその中に小林快次担当のものや『化石の分子生物学』の筆者が担当しているも…