涌井貞美『図解・ベイズ統計「超」入門』

会話形式で書かれた、ベイズ入門書
確率とは、というところから始まる。
わりとさくさく読めた。
ベン図でなく、四角い図で書く。

ベイズは、ベイズの定理がまずあって、その上にそれを応用した確率論や統計論が乗っかっている、というイメージ、らしい。

第1章 「ベイズ統計」ってなんだろう?
第2章 確率の「4つの基本」を押さえよう
第3章 「ベイズの定理」を理解しよう
第4章 「ベイズの定理」を応用しよう
第5章 「理由不十分の原則」と「ベイズ更新」を理解しよう
第6章 「ベイズ統計学」を理解しよう
第7章 正規分布データをベイズ統計で分析しよう


従来の統計学との違い→確率が中心にある


モンティ・ホール問題(意志決定理論につながる話。3つのドアのうちどれかに賞金が隠されていて、1つドア開けてからだと、変更したほうが有利になるっていう奴(すごくざっくりした説明))
偽陽性


理由不十分の原則(事前確率は任意の値いれていいという奴
ベイズ更新
ナイーブベイズフィルター(ベイズ更新つかって、迷惑メール振り分けする
過去のデータを取り込むことができるのが、従来の統計学との違い


ベイズ統計学
確率分布
例えば、コイントスをするとして、表を1,裏を2とすると、それを確率変数と呼ぶ。サイコロをふるのだったら、1,2,3……。
分散:確率変数の値の広がり。分散=(x1-μ)^2×p1+(x2-μ)^2×p2+……(xn-μ)^2×pn
x1〜xnは確率変数、μは確率変数の平均値、p1〜pnはそれぞれの確率
標準偏差:分散の平方根。分布の山の中腹の幅の目安を示す。
コインとかサイコロとかだと、確率変数が離散的だけど、製品の重さなどの値だと、確率変数は連続的になる。
確率変数が連続的なとき、確率は、確率分布を示す関数が作る面積となる。