テオ・ヤンセン展@科学未来館

行きたい行きたいと前から騒いでいたけど、やっと行ってきた
実際に歩いているところ見れたのは面白かったけど、歩く距離が短かったので物足りなさもあった。
科学未来館全体も見たが、やっぱこういうところはいいね。テンション上がる。


タグつけるときに思ったけど、科学だかアートだか。
大人の科学』をぱらぱらっと見てみたら、キネティック・アートの文脈の中に置いていた。
科学未来館の展示では、生命とは何かというパネル展示とあわせて展示されている。
Wikipediaだとテオ・ヤンセンは、キネティック・アーティスト、物理学者となっている。本当に学者としての実績があるのかどうかはよく分からないけど、大学では物理学やっていたようだ。
とりあえず、動くものを作ってみたらそれは生き物(の第一歩)なんじゃないか、というのは池上高志に似ているものを感じる。
実際に見てみると、一体どうやって動いているのかということに興味がいく。
プロペラがついている奴はわかりやすいのだが、背中のひれみたいなので風をとりこんでペットボトルに空気をため込むのは、いまいち仕組みが謎。
あと、「神経」とか「遺伝子」とかいう言葉で何をさしているのかが、いまいちよく分からなかった。
色んな形の奴がいるんだなーというのと、それらをかなり近くで見れるのは面白かった。
粘着テープとかペットボトルとか板きれとかそういったありきたりのものを材料に使っているのも、近くで見て印象に残った点だった。
センサーがついていて、それに連動して、下に付いている棒が向きを変えて歩く向きを変えたりするのだが、見てみると意外とシンプルなものだった。
個人的には、あれが生き物に見えるか、と言われると、うーんちょっとなあと思ってしまった。
海岸で本当に風を受けて何体かがまとめて歩いてたらまた印象も異なるんだろうけれど。
脚だけががしゃがしゃがしゃと動いて、上半身(?)が上下動しないのが、あの独特の気持ち悪さの由縁かなーなどと一緒に行っていた友達と話したりした。


科学未来館の常設展示は、日曜の午後から行ったこともあってゆっくりじっくり見て回るというわけにはいかなかったけれど、一応一通り眺めるだけは眺めた。
ゲノム採取キットとか売ってるらしくて驚いたw
3階よりも5階。
生命科学系もよかったけど、しんかい6500、カミオカンデISS、宇宙探査機、ちきゅうなどの展示があって、テンション上がるw
しんかい6500は、コクピットに入れるようになっていたのだけど、人が並んでいて、時間なかったので行けなかった。残念。
長沼毅・藤崎慎吾『辺境生物探訪記』 - logical cypher scapeを思い出していたりした。