会期後半になってしまったけど、行くことができた!
いろんなものが見れて面白かった
とりあえず、印象に残った展示物だけ
序章
冒頭に、中央ホールを模した展示室でビデオが流れていて、それによると、200年前の標本であっても、そこからDNAを採取するなど現代的な手法による研究がなされているというようなことが説明されていた。
ガラスケースのハチドリ
公式twitterが画像あげてた奴
ケースが六角柱になってて、どちらから見るかで、違う種のハチドリの標本が見えるようになっているのだけど、どう違うのかはわからなかった……
テラコッタ製ライオン等
自然史博物館のファサードを飾る動物像とその図案、素描が展示されていた
左側が絶滅種、右側が現生種だったかな、そういうふうに並べていたらしい
ロンドンで実際に見てきて「すげえ」って思った奴だったので、こういうのが見れてよかった
プリニウスの『博物誌』
今回、さまざまな有名な本の原著が展示されていて、そのたびに食いついてたw
『博物誌』でかい
カール・リンネ『自然の体系』
同上w
表紙に、CLASSES, ORDINES, GENERA, SPECIESとあった
イグアノドンの歯化石
これ実物?!
オーウェンが同定したサメの歯化石
マーティン・J・S・ラドウィック『化石の意味』 - logical cypher scape2を思い出して、舌石じゃーんとか思ってた(オーウェンとは関係ないが)
モア全身骨格
鳥は、恐竜っぽいところと恐竜っぽくないところがあるなあ
大腿骨が短い
脚早そう
ライエル『地質学原理』初版、2巻
同上
手斧
なんでこの位置にあったのかがよくわからない
フィンチ
本物(標本だけど)見るの初めてだ!
始祖鳥
ロンドン行ったときは、なんか小さいレプリカしか見れなかった記憶
ネガとポジの両方
羽毛のあとがくっきり残ってる!
頭は埋まっていて(?)見えないのだけど、CTかけて脳の形状がわかったらしい
ベルリン標本は頭骨残ってるけど、脳室がつぶれちゃってるらしいので、脳の形が唯一わかる標本だとか。
小型化したヤギ類化石
というか、ドロシア・ベイトという女性古生物学者についての展示
まだ女性学芸員がいなかった時代に、自然史博物館で働き始め、島嶼部における小型化について研究したらしい
動物考古学って言葉が出てくるのだが、これは一体…
第3章 探検がもたらした至宝
エンデバー号やチャレンジャー号(あとディスカバリー号か何かもあった気がする)や、スコットの南極探検など
これ見て、スペースシャトルの名前って元ネタあったんだということに気付いた
コウテイペンギンの雛
これに限らず、鳥の標本はみんな同じポーズさせられてたなー
スコットが、微化石で作ったクリスマスメッセージすごい
ウォルター・ロスチャイルド
ロスチャイルド家の人だけど、飛べない鳥の研究に明け暮れちゃった人
弟はノミとかの研究してたらしい
キーウィも実物(標本だけど)見たの初めて
ウォルター・ロスチャイルドが、シマウマに馬車ひかせたり、ゾウガメに乗ったりする写真があるのだけど、面白いw
デジタル・ミュージアム
ウィリアム・スミスの地質図をぐりぐりと見ることができた
マーク・ラッセルによるゾウムシのイラストレーション
マーク・ラッセルというのは科学者ではなく芸術家らしい
自然を観察するのは科学者だけでなく芸術家も同じ。自然史の標本に、科学的真理を見出すのも芸術的インスピレーションを受けるのも同じ人間、という趣旨の展示とのこと
サーベルタイガー
足の爪の先はあれ一体どうなってるの
あと、胸部のところの骨は一体何の骨?
ロンドン塔で発見されたバーバリーライオン
ロンドン塔でライオン飼ってたのかー
イヌイットナイフ
隕石の鉄からできたナイフ
おお!そういうのほんとにあるんだ!
追記20170529
https://twitter.com/i/moments/864044505044992001
非常にありがたいまとめが!
このあたり、よくわからんなーと思ってたところが。
本当なら、詳しい人と一緒に見たい
自分で見てても、これは展示に説明ないからわからん人は全然わからんのでは、と思ったりしてた
ところで、直接関係ないが、これ見て、ウォレスは南米アマゾンとかも行ってたのかー知らんかったーと思ったのを思い出した