『鉄コン筋クリート』

を、友人宅で鑑賞。朝の5時から7時にかけて見たので眠かった。
ほんとに松本大洋の絵のままアニメになってるのは、すごいなあと思った。
あと背景。
薄ぺっらい紙を重ねて立体感を出すような感じ。ああいう絵を描く画家がいた気がする。
で、滅茶苦茶動く。
海外のアニメっぽいなあという印象があって、もちろん監督が外国人だけど、背景が動くとそういうふうに感じるのかなあと思った。前で動いているものと背景が同じ質感(?)
で、カメラもやたら動く。とにかくやたら色んなものが動いているように感じた。
車を舐めるように撮るカメラワークはなんか『イノセンス』っぽかった気もする。
二宮和也蒼井優がよかった。
この二人は俳優として好きだけど、声優としてどうなのかはよくわからなかったけど、よかったと思う。
で、内容は、途中まで、3分の2とか5分の4とかまでは面白かった。テンポよく進んでいて。
でも、ネズミというヤクザのおっちゃんが死んだ後は、急にテンションが落ちた。
というか、ネズミがいいキャラすぎる。彼が死んじゃうところが一番いいなー。